広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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2019年02月02日(土)

猫の尿管結石 [News]

●あら 日本猫 ♂ 6歳
水をよく飲む主訴で来院されました。
血液検査では、腎疾患を疑う検査値が軽度に上昇していましたので、
超音波検査へ進みました。

●超音波所見
両方の腎臓共に腎盂が大きく拡張し、中程度の水腎症になっていました。
尿管を追っかけると両尿管共に結石による閉塞が見つかりました。

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●治療
尿管結石は、基本的に外科手術を行います。
しかし、合併症率30%、死亡率20%の手術です。ステントの挿入、SUBシステムの設置もありますがそれぞれ閉塞の問題があります。

必ずしも積極的な治療がベストとは限りません、
飼い主さんと十分に話し合いを繰り返し、既に慢性腎不全に移行している状態を考慮して内科的アプローチ(漢方薬とフトマニ)を選択されました。

現在のところ本人は、尿の排泄も正常、食欲も元気もあり安定しています。

19時35分


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