広島県呉市「石崎動物病院」

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犬の歯科処置 [News]

●15歳 チワワ てんちゃん ♂
「余りに口が臭く、車に乗ると密室が強まりたまらん!高齢だけど、どうしても歯石処置をしてほしい!!」と来院されました。
15歳の高齢ですので、まずは身体検査、血液検査、波動測定を行いました。甲状腺機能低下症によるエネルギー不足と口腔内感染が存在したため、まずは、エネルギー充填と感染症対応の抗生物質を処方しました。そして、7日間の準備期間を経て麻酔下で歯石処置を行いました。

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著しい歯石によりほとんどの歯は温存できなことが想像されます。

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内側にも大量の歯石が所狭しと付着しています。

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上顎の犬歯は比較的損傷が少なくも、外側の歯肉の後退が著ありました、歯肉縁下をハンドスケーラーでクリーニングアップし、歯肉フラップによる歯肉再生術を行いました。

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●縫合
抜歯後は原則的にすべての歯で縫合を行います。

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●最終チェック

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●抜歯達
残念なことに多くの歯を失いました、人間と歯の働きが異なり消化機能への心配はありませんが、切断、牽引の刺激が無くなることは、脳への刺激低下が考えられます。今更手遅れかも知れませんが、残された歯への執着を持ってクリーニングを習慣づけていただきたいと思います。

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●帰宅
大掛かりな口腔処置になったため、入院を予定していましたが、覚醒が意外に早く当日帰宅できることになりました。術前の鎮痛処置、術中の局所麻酔、術後鎮痛と厳格に行い、術後の回復を促します。

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遠方ですが、高齢ですので念のために明日の再検査をお願いしました。

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猫の眼窩下膿瘍 [News]

●日本猫 17歳 はな ♂
「数日前より顔が腫れだした!」主訴で来院されました。怒って触らせてもらえませんので、波動測定で大まかのところを把握して鎮静後、血液検査を行い状態を再確認して全身麻酔をかけさせていただきました。

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左目下が大きくはれ上がり、波動感がありますので液体が貯留していると思われました。切開すると嫌気性菌が原因と思われる大量の膿がでました!

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●他にも
左上顎の犬歯部はすでに折れてありませんでしたが、その深部を探ると食塊と異物で結石を形成していました。(黄色矢印)

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犬歯奥の鼻腔(黄色矢印)から出てきた長年の堆積物の一部です。

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後方の顔の腫れは、第四前臼歯側方からの感染でした。性格と年齢的なことを考慮して抜歯を行いました。(青色矢印)

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●縫合
左右の犬歯部分を洗浄縫合し、左奥の前臼歯部は一部を排液の為に開放したままとしドレインチューブを装着しました。

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●翌日
気分が良くなったのか、昨日とは別人で頭をなぜなぜさせてくれます。17歳の高齢ですので、本日はもう少し点滴を行い明日帰宅していただく予定です。
ご無事で一安心。

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歯の処置をすると性格が変わることがあります、その理由はいつもいつも口が痛くて憂鬱で、イライラしているからなのです。★★★

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猫の喉頭蓋の腫脹と全抜歯 [News]

●ミミ 日本猫 12歳 ♀
口内炎の痛みにより食事が4日前から全く取れず、ご検討の結果3日後に歯を抜く処置を行うことになりました。野良猫ちゃんのために抜歯処置後は暫く入院することになりました、術後10日目からは徐々に食欲が出てきて順調な経過でした。

スタッフからどうも呼吸状態がおかしいと報告がありました。呼吸抑制から上部気導に異常があることを感じさせました。野良ちゃんのため、十分に触らせてもらえませんし、喉の観察は到底できません。よって、鎮静後にレントゲン撮影を行いました。レントゲンの映像は、喉の入り口に何か閉塞が生じていることを示唆していました。

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●喉頭の腫脹
鎮静を追加して喉を観察しました。
右側の口頭蓋部分が著しく腫脹し、呼吸はそのわずかな隙間から行っている状態であることが分かりました。その部分の細胞を採取し染色、そして、時間的猶予がないので、緊急一時気管切開術を行うことにしました。

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●一時的気管切開術
7日後に挿入していたチューブを抜去したところです。
喉の腫れは治まり、正常に呼吸できることを確認してチューブを抜き取りました。

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●7日後
なかなか心を許してもらえませんが、口内炎は消退し、食欲安定、呼吸状態良し、来週には帰宅予定です。

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