広島県呉市「石崎動物病院」

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猫のアレルギー [News]

●マオ 日本猫 8歳 ♀
「2週間前からお腹をしきりになめる」主訴で来院されました。
他には気になることは無し。

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●腹部脱毛
毎日しきりになめているので腹部が脱毛し、やや赤く変化していました。
カルテを振り返れば昨年来院された際に、周波数測定でアレルギーと
胃の問題を指摘していました。

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特に嘔吐、下痢、皮膚炎、外耳炎なども目に見える症状は無く、私のアドバイスはいつの間にか忘れ去られ本日に至った訳です。
周波数測定で選択した限定食のみを与える事を約束いただき、
1か月後の来院をお願いしました。
根治治療である体質改善療法(*減感作療法)は、他に2匹いる猫ちゃんの維持費も考慮して今回は食事療法で要観察としました。

*減感作療法
http://www.ishizaki-ah.jp/admin.php?ID=1197
あるいは
当HPのSerchで「減感作療法」と検索してください。


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人工電磁波恐るべし、侮るなかれ! [News]

●電磁波測定について
現代社会は、見えない・感じない有害電磁波により健康障害(電磁波障害)が発生しています。電磁波障害により自身が体調を崩し2年間、その後、その患いをきっかけに電磁波測定士、ドイツ医学振動協会セラピストの資格を取得し、孤軍奮闘している院長石崎が現状を説明します。

動物、人間は、自然と共鳴しながら太古の昔より共生してきた長い歴史があります、それは、太陽、月の光、海、森林、川のせせらぎなどの目に見えない自然が発する電磁波により生かされ、育まれてきました。長い歴史の中、慣れ親しんだ自然からの電磁波は身体の受け入れ体制がが整っています、

一方、不自然な人工電磁波は歴史が浅く身体が受け入れるこことができない状態にあります。その不自然な電磁波の影響を受けると身体にはノイズが蓄積し風通しの悪い状態になります、例えれば川に大量のゴミが浮いている状況です。そのゴミ(ノイズ)は身体内で炎症発生の元である通電障害がとなり、ゴミにより川の流れが完全にせき止められた状況が目に見える病気の発生となります。

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●電磁波の分類
電磁波は波長の違いにより電波、紫外線、X線、γ線などに分類されています。
以下では、我々の生活に直接かかわりのある低周波と高周波に言及します。

@低周波50〜60HZ
 家庭用電化製品、コンセントなど
A高周波(マイクロ波)300MHZ〜300GHZ
 携帯電話、Wifi、コードレスフォン親機、
 IHクッキングヒーター、電子レンジなど

●低周波電場測定器 許容基準値<25V/m
低周波は電場と磁場に分類されます。
この機器は電場測定器です、電場とは、電気製品をコンセントに差し込んだ状態で電圧が発生します、次にスイッチを入れ電流が流れると磁場が併せて発生します。

電場は、磁場ほどの悪影響はありませんが、交感神経を優位にした自律神経障害、筋肉の硬結などにより疲れが取れない状況に陥ります。

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●低周波磁場測定器 許容基準値<2.5mG
低周波に分類される磁場は、発がん性があり特に注意が必要です。気をつけなければいけないのは、ホットカーペット、車などです。

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●高周波測定器 許容基準値<0.1μW/u
高周波は、脳、視覚、血流障害が指摘され、2011年国際癌研究機関の調査結果では、携帯電話の使用で脳腫瘍の発生が40%以上高まるとあります。

スマホを測定すると電話が掛かってきた瞬間、あるいはネットに繋いだ瞬間に600〜1,500μW/uほどの飛びぬけた数値が出ます。アップルウォッチでは400〜800μW/uありました。
同じく携帯電波基地局も恐ろしい存在です、測定士業界では基地局から350m以上離れる必要があると言われます。先日お邪魔したお宅では、四方全てが基地局に囲まれ、測定値は100〜200μW/uでした。飼い主さんには眩暈とうつ症状が発現していました。

さらなる危険は、来年始まる五世代通信システム(5G)です。20〜100mの近い間隔で基地局が乱立し、電子レンジの中で生活するような強い電磁波に日々さらされ、より多くの健康被害が発生することが予想されます。

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●体内電圧測定器 許容基準値<10m/V
電気機器と接触あるいは近接していると重度に帯電してしまう環境が作られます。電気機器をアースする、アーマットを敷き体から電気を逃がすなどの対策が必要になります。

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●波動(電磁波)測定器
ドイツレヨネックス社の波動(電磁波)測定器です。
低周波と高周波の測定が可能で、高周波はさらに細かく分類され、携帯、ブルーツース、4Gなどの影響を見ることができます。
障害域を見つけ、その後に対策が成功しているかを判断できます。

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●見えない感じないといえども侮るなかれ!
見えないところに医療の真実があると同じく、見えないところに人工電磁波の弊害があることを知り、正しく行動する必要があります。
動物の健康を保つには、飼い主さんの健康意識が高まらなければ達成できません、電磁波測定士である院長石崎は、電磁波個々の対策を持っていますのでお気軽にご相談ください。
恐れていているだけではなんの解決に繋がりません、対策を講じることがなによりも大切です!

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猫の口内炎とアレルギー [News]

●チャー 8歳以上 ♀ 三毛
「歯が痛そうで、クチャクチャする」主訴で来院されました。
その他の稟告は、時として食事中に「ギャー」と鳴く、ヨダレが少し、おとなしすぎるでした。

私は口内炎の治療にステロイドを使用しません。
過去の記事にも詳細を記載していますので参考にしてください、以下少々。

ステロイドは、「天使の顔をした悪魔」、炎症を抑制しますが、そのステロイド自身がその後に組織で過酸化脂質に変化し再び炎症を引き起こします。そして、炎症が再燃してステロイドを延々と切り離すことができなくなります、「ステロイド漬け」「蟻地獄」状態に陥ります。
これが悪魔の所以です。

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●術前
口峡炎、口蓋扁桃部に潰瘍病変がありました。
喉の入り口に炎症があるので、想像以上に痛みがあり辛いと思います。

※写真がありませんが、この増殖病変は、炭酸ガスレーザーで処置しました。

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●左側
上下の歯肉炎、歯の接触する口唇部に著しい炎症が見られました。

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●正面
上顎の切歯(前歯)に炎症が見られます。

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●右側
下顎の後臼歯部分にも増殖病変が見られます。

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●術後 右側
炎症が著しいため、歯周靭帯が破壊され抜歯は容易でしたが、歯の根(根尖)を残すと炎症が持続するので、細心の注意が必要です。時には歯槽骨を高速バーで削りながら抜歯を進めます。

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●正面
上顎切歯も全て抜歯しました。

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●術後 左側
犬歯(一番大きな歯)は炎症の影響が少ないので、歯石を除去してスケーリング(清浄)、そしてポリッシング(磨き)を行い温存することにしました。

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●まとめ
手術後炎症を軽減するために漢方薬を5日間ほど処方しました。食欲は、3日間はありませんでしたが、4日目から徐々に回復しています。

慢性口内炎は、多くの例でアレルギーとの関連があります。よって、食事管理は必須条件になります。理想的には減感作療法を行って抗原刺激を無くし炎症の発生を抑えることが一押しです!(現在、飼い主さん検討中、約15回の生体共鳴療法が必要)

減感作療法
http://www.ishizaki-ah.jp/admin.php?ID=1214

●13日後
暫くは、食事が進みませんでしたが、痛みの軽減によりしっかりと食べるようになりました。ヨダレもなくなり、併せて処方食も変更できました、めでたしめでたし。

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●2カ月後
食欲正常、ヨダレなし、調子良し。13日後と比較すると歯肉の赤みが軽減していました。

本日は、残存する4本の犬歯に付着する歯石と歯垢を除去し、歯磨きを行いました。

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●歯ブラシ
病院では穏やかで素直に歯磨きをさせました。
自宅でも歯磨きを行っていただけることでしたので、歯ブラシを出しました。
今後のチェックは、3か月ごとを目安に行います。

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