広島県呉市「石崎動物病院」

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犬の顔皺の皮膚炎 [News]

●ひなた 4歳 ♀
「7日前に鼻をぶつけてしまい、その後鼻から膿様の物がでる」主訴で来院されました。見るからに鼻は綺麗です。話を進めると膿は鼻の上の部分から出るとのことでした。

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●皺壁の皮膚炎
鼻の上の皺を押し上げると、感染症が見つかりました。皺で皮膚が密封され通気性が悪くなることで、ブドウ球菌による感染が発生していました。

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●治療
単短種による皺の皮膚炎はしばしば起こる病気です。犬種特有の疾患ですが、肥満犬♀の陰部の皺でも発生があります。治療は、患部の毛を刈り、消毒することです。予防は、常に皺の部分を清潔に保つことです。
根治治療は、皺を切り取ることですが、その形成外科により大きく形相が変わってしまうことが欠点です。

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●7日後
感染が治まり、赤みもほぼ治まりました。
今後は、定期的な毛刈り、観察が必要になります。

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犬の重度アカラス症 [News]

●シーズー ♂ ハナ 8歳
「3年前から皮膚病が治らず徐々に悪化する。」主訴で来院。
飼い主さんもハナちゃんも相当疲れている様子です。気合を入れて治癒につなげたいと思います。

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●著しい皮膚病変
長期経過した皮膚は著しく赤く肥厚し、腫れ上がっていました。僅かに駆血するだけで足先から血が噴き出す状況です。

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足の裏は肥厚により個々の指が繋がったかのような状態に陥っていました。皮膚の掻把試験を繰り返し、皮膚の毛包に寄生する「アカラス」を発見しました!

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●治療
@殺ダニ治療
A免疫増強療法
B抗生物質
Cシャンプー療法
特に@は、肝臓の状態を観察しながら治療を勧めなければなりません。長いお付き合いになると思いますが、完治を目標に全力で治療に臨みたいと思います!

●経過(3週間後)
痛みと痒みがとれ、歩けなかった状態が走れるまでになりました。

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足裏は、まだまだ腫れていますが、赤みが随分軽減しています。

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