広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

よくある質問

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乳歯遺残 [よくある質問]

●乳歯遺残とは、本来抜けるべき乳歯が残る状態を言います。乳歯は永久歯からお尻を押されて、抜け落ちるのが正常ですが、そのルートが外れて永久歯と重なって残ってしまいます。小型犬に多く、抜歯が必要となります。

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●乳歯の根は想像以上に長く、根を残さないように完全抜歯が必要です。

●乳歯を残したままにしておくと、永久歯との間に歯石が溜まりやすくなり、問題になります。

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狼爪(ろうそう)について [よくある質問]

●狼爪をごぞんじですか?
狼爪と書いて「ろうそう」と読みます。人間の親指に当たる骨です。昔、昔、犬の祖先の狼は、岩場を登り降りする際に、この親指に爪が必要だったそうです。

柴犬凛ちゃん、この度、腹腔鏡下不妊手術に来られましたが、この狼爪が以前から気になるので、この機会に一緒に切除されることを希望されました。

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●この狼爪、特に後ろ側は、日常生活にて使用することはなく、よって、爪のみ伸びてしまい、足の裏のパットに食い込むことがしばしばあります。

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●術後です。10日目に抜糸の予定です。
多くは、このちゃんの様に、他の麻酔のついでに切除しますが、犬の種類によっては、生後一週間で断尾と共に切除を行います。(プードル、コッカースパニエルなど)

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●首輪をのぞくと、良く見る丸い型の鈴ではなく「ヤカン型」でした。
可愛いので、思わず撮影してしまいました。
隠れたお洒落とはこのことでしょうか・・・キュート!

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眼窩下膿瘍について [よくある質問]

眼窩下膿瘍とは、眼の下に膿瘍ができる病気です。
多くの原因は、歯石が堆積し、次に歯茎の下へ歯石が入りこみ、歯肉が退縮し、歯の周りから歯の根っ子(根尖部)に細菌が入りこみ膿瘍ができます。

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ほとんどが、上顎の第4前臼歯の歯根に問題が起こり、そして根尖部に膿瘍が形成され、眼の下が腫れます。

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上顎の犬歯が侵されると、鼻から膿性の鼻汁が排出されるようになります。


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治療は、基本的に原因の歯を抜歯することです。

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眼の下の傷は、約1週間で修復されます。

予防は、歯石をつけないことが何よりです。
普段から歯石の付きにくい「生食」と定期的な「歯磨き」が大切です。

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