広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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2024年04月02日(火)

動物のシェディングについて Part2 [News]

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恥ずかしくて顔を合わせてくれません

●ピース ♂ 13歳 プードル

「急速に睾丸が腫れ、便が出にくい」主訴で1月末に来院されました。

右睾丸が腫瘍化し、内部への腫瘍浸潤のため排便時に長時間踏ん張りが必要となり
便が出にくく回数も増えた。
また、尿が白っぽく頻尿状態でした。

周波数測定では
*膀胱炎(大腸菌、緑膿菌)
*睾丸癌(m−RNA、寄生虫)

上記の対応を速やかに薬膳で行いました。

●3週間後
睾丸の腫れが治まり便の出が良くなりました。
一方、膀胱炎は残存し
新たに他の細菌、ウイスルの侵入が見つかりました。

慢性膀胱炎の真の原因には
元の元に寄生虫の存在があり
それ故に細菌、ウイスルが侵入しやすい環境にあります。
寄生虫は簡単には叩けませんが
時間をかけて除去すれば慢性膀胱炎も治まります。

●考察
急速に悪化した睾丸癌に大きく影響した原因に
m−RNAのシェディングがありました。
m−RNAの密かな侵入により徐々に免疫抑制が進み
ヘルパーT細胞、単球の働きが地に落ちたことにより
間質における寄生虫の影響が露わになり
DNAの変化が起こり腫瘍化したこと想像されます。

他の部位に存在する
寄生虫、カビを併せて除去することで
以前より見違えるように元気になっています!

めでたし、めでたし☺

13時28分


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