広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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2025年08月13日(水)

3、未病から病気に進展する前に早期対処を! [News]

●治療について

1、腸漏れ、腸絨毛の修復
  腸の隙間からゴミが入れば当然体の各所で炎症が起こり
  長期に及べば自己免疫疾患、腫瘍などへ発展してしまいます。

  また、赤血球は腸絨毛から作られるわけで、絨毛が損傷を起していれば
  まともな赤血球が形成されず、不良品で組織がつくれられば
  様々な不具合が起こるのは当然です。

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  以前に記しましたが
  腸絨毛は免疫系の60%をまかなっている各種防衛機関が存在するので
  ここが広範囲に壊れれば各種ゴミが入り込んで炎症が始まります。

 以下、絨毛に存在る防衛システムです。
  @パネート細胞
   抗菌ペプチド(デフェンシン、カテリシジン)リゾチームで
   腸管内の殺菌を行う

  Aタイトジャンクション
   カドヘリンなどの接着分子でゴミが入らないように隙間を閉鎖する

  B杯細胞
   粘液を分泌して上皮細胞上をおおう

  CM細胞
   ゴミを取り込み待機する樹状細胞などに情報を伝達する

  Dタフト細胞
   消化管内の寄生虫を排除する

  E内分泌細胞
   ホルモンを分泌し消化促進、腸脳コミュニケーション調整する

  F形質細胞
   樹状細胞の情報を聞き取ったヘルパーT細胞がB細胞に伝達
   B細胞が形質細胞に変化し抗体を粘膜に分泌

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  ※ 漏れの修復➡約1ヵ月
  ※ 腸絨毛損傷修復➡3−4ヵ月


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16時29分


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