News
交通事故! [News]
●ボーダーコリー レオン ♂ 6ヵ月
朝方、急患で運びこまれました。
よくみると「レオン」ではありませんか!?
飼い主さんによると、なんでも、ループが離れ、そして、呼び戻している所を車にはねられてしまったそうです。
けなげに、シツポを振って挨拶してくれますが、元気がありません。
急ぎ、血管を確保し、点滴を流し、そして、血液検査を行いました。
ぶつかった強い衝撃が血液検査の結果から想像されます。
呼吸は落ち着いていましたが、念のために、胸部のレントゲン撮影も行いました。
●レントゲンでは、左肺の後葉に出血と思われる像が見られました。
安静、経過観察が必要です。
油断はできないので点滴を継続して、ICUでお預かりすることにしました。
経過は順調で、急変もなく、夕方には軽食も戴けましたので、帰宅を決めました。
●翌日は、いつもの元気をとりもどし、食欲も旺盛とのことです。
頭の擦り傷が痛々しいですが、不幸中の幸いでした。
●ボーダーという種類はとても頭が良く、しつけの飲みこみもとても速い犬種です。今後は、「しつけ」をしっかりと行い、飼い主の目を見ながら行動ができるよう、当院のしつけ担当者からのレッスンを受講するようにご指導しました。
無事でなにより、良かったね〜♪。
皮膚移植の経過 第2弾! [News]
シロのその後、皮膚移植。 [News]
●先日、紹介済みの交通事故と思われた、猫のシロちゃんのその後の経過です。
後肢2箇所に皮膚移植を行いました。この部位は、皮膚に余裕がないために、皮膚弁あるいは、移植による処置が必要になります。
●片側部位は、かかとになるため、皮膚にテンションがかかって、1回目の手術はうまくいきませんでした。今度は、皮膚移植と同時に創外固定装置を使用して関節を固定し、かかとの運動域を止めて、移植片の安定を助ける方法をとりました。
●ノラ猫のために、費用の関係上、断脚の選択もありましたが、心優しい飼い主さんは、「たとえ、足が使えなくなったとしても残して欲しいと」希望されました。
できるだけ、元のように走り回れるように努力します、今しばらくお時間下さい。 Toshi