広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

院長ブログ

RSS1.0


マメルリハのオウム病 [院長ブログ]

●マメルリハ 6歳 まめ
「7日前から眼の上が腫れ始め、目が開かない」主訴で来院されました。

画像(330x234)・拡大画像(565x401)

糞便によるバイオレゾナンス(生体共鳴)測定をおこないました。
-結膜炎☓
-副鼻腔炎☓
-電磁波(低、高周波)×
-カンジダ、トロピカリス×
-血管内寄生虫×
-細胞膜× 
-クラミジア(オウム病)☓
-酸化×
など

●治療
@クラミジアに対する漢方薬の処方
A水と食事の中和と解毒
Bミネラル補給
C応急的に患部の切開

クラミジアに抗生剤を使用すると、大腸内のカビがさらに増殖し腸漏れが進行するので絶対に避けなければならない重要なポイントになります。

オウム病(クラミジア)は人にも感染する可能性がある病気です。過度な濃厚接触を避けて排泄物の取り扱いを厳しく管理して頂くアドバイスをおこないました。

クラミジアはDNAとRNAを持ち、細菌に属しますが特異な性質を持ち細胞内に侵入する偏性細胞内寄生性微生物です。

●1ヶ月後
漢方薬処方後1ヶ月が経過しました
上眼瞼部の腫れは90%引いたようです。

バイオレゾナンス測定結果は
-副鼻腔炎△
-クラミジア△
-低周派△
-高周波×
-酸化×

画像(330x217)・拡大画像(383x252)

病原体を叩く際に重要なポイントは酸化を無くすことです。
高周波対策をお勧めしていますが
眼に見えない障害なので残念ながらなかなか分かっていただけません。
しかいながら重度な酸化が残る中、症状の改善がみられ嬉しく思います。
血管内寄生虫、カビの問題は残りますが
クラミジアの除去後に対処する計画です。

●2カ月目
クラミジアは未だ存在しました
眼の上の僅かに黄色い部分が病変です。
もう少し頑張りましょう!

画像(313x222)

続く

  一記事表示

インコの慢性素嚢炎 [院長ブログ]

●てん セキセイ ♂ 4歳
「1年前〜胸部が膨らみ ぷよぷよしている。4年前から目の周囲が汚れている」
主訴でした。

触診では素嚢部分が分厚く膨らみ 慢性炎症の程を症じていました。

「全ての病気の元は腸から」古代ギリシャの医師ヒポクラテス」の
名言に基づいてバイオレゾナンス(生体共鳴)測定を行いました。
●大腸×
●カンジダ、トロピカリス×
●グリホサート☓
●血液脳関門×
●大腸菌×
●電磁波(低、高)×
●細胞膜×
●食事、水×

画像(330x254)・拡大画像(444x342)

●6カ月後
まずは腸の修復と病原体を除去・正常化し、6ヶ月が経過しました。

胸の膨らみと肥厚は低減しました。
目の周辺の汚れは 未だ問題が残りますが
じっくり、まったりと根元をみつけながら
自然素材の薬膳で治療を進めて行きます。

続く

  一記事表示

猫の膿胸 [院長ブログ]

●チャー子 ♀ 2歳 日本猫
「脇の怪我!?」で来院されました。

画像(330x243)・拡大画像(360x266)

検査するも外傷はなし。39.9℃の発熱、開口呼吸を伴う呼吸困難が著しく、急ぎレントゲン撮影を行い胸水を確認後、麻酔下で緊急処置を行うことになりました。

※レントゲン写真(下)
胸部は空気で満たされているため黒く移りますが、白い部分が70%以上占め重度の呼吸困難が想像されました。

画像(330x255)・拡大画像(574x445)
画像(330x247)・拡大画像(494x370)

胸水の成分は膿でした。
右70ml、左100mlが抜去できました。

●処置
周波数測定では細菌性肺炎にヒットする漢方薬を探して直ぐにスタートしました。
翌日から食事を食べ始め、熱も正常化、周波数測定で大腸菌による膿胸と仮診断しました。

画像(330x245)・拡大画像(376x280)

●問題発生
胸からの胸水の量も低下し順調に思われましたが、11日目から発熱(39.7℃)、食欲なし、胸水から嫌なにおいを発するようになってきました。

感染源の細菌を精査すると、大腸菌は消えましたが、あらたに緑膿菌の感染が見つかりました。周波数測定では漢方薬無効、緑膿菌定番の抗生剤が効果なし、唯一見つけた抗生剤で再度治療を開始しました。

幸いに測定通りにその抗生剤が功を奏し、胸水の量、臭い、色が徐々によくなってきました。いつまた菌が耐性を得てしまうのかと不安ですが完治までもう少しと思われます。

●真の原因
この膿胸例の大元の原因は、腸の漏れ(リーキーガット)と思われます。腸の上皮細胞間間が開いてしまい、そこから腸内に存在する大腸菌、緑膿菌などが侵入してしまった訳です。
通常免疫細胞が正常に働けば処理されますが、酸化型の体質になっていると免疫細胞は働けません、逆に病原細菌達は勢いづくことになります。

昔と異なり化学物質(食材に含まれる抗生物質を含む)と日常的に接している状況では細菌が知らぬ間に耐性を獲得してしまう可能性があります。

以下の事柄を日常的に意識しながら守る必要があります。
@小麦の入っていない食事を選ぶこと
A遺伝子組み換えの入っていない食事を選ぶこと
B抗生剤をできるだけ飲ませないこと
C水道水を与えないこと

  一記事表示

過去の記事へ

ページのトップへ

症例検索キーワード

  • お問い合わせ
  • スタッフ募集
  • 石崎動物病院の日々

検索

最近の記事

リンク集

powered by a-blog

[Login]