広島県呉市「石崎動物病院」

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2009年11月14日(土)

猫の慢性口内炎「江田島タマ」 [News]

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●猫の口内炎の原因は不明。病原体および免疫機序が関与していると言われています。もっとも可能性の高い原因は、口腔内に堆積した歯垢に対する生体の過剰反応であるといわれます。基本治療は、全抜歯です。最初の段階では、犬歯を残すことがありますが、今回は炎症が著しいので全部の歯を抜く計画としました。炎症があるといっても、根がしっかりしている歯を抜歯することは、それは、それは、とても大変なことです。また、歯根が少しでも残っていると、炎症が治まらないので、歯肉をはがして、骨を削り、その後に縫合を施す過程が必要です。今回のケースは歯肉炎と口頬炎を伴っていました。

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●抜歯後
全抜歯後に縫合しました。口腔内は血行が盛んなため、治りは早く、数日で通常とおりの食生活に回復できます。このタマちゃんは、翌日から変わりなく御飯を普通に食べていました!吃驚。


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12時12分


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