広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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2014年05月21日(水)

猫の角膜穿孔 [News]

●たま 茶トラ 10歳 ♂
角膜潰瘍で他院にて処置していただいたが、目を離した隙にカラーが外れ、目に穴が開いてしまったと来院されました。
マルに囲まれた部分が穿孔創です。角膜が破れているため、涙が常にこぼれ落ちていました。その穴は、約3mmの円形で虹彩が癒着していました。既に片側は、外傷で失明した状況です、なんとしても治ってもらいたいと思います。

画像(330x246)・拡大画像(347x259)

●結膜弁2週間後
結膜から移植弁を作成して、その穴を覆い縫合しました。
2週間後の経過は、幸い感染がなく、前房を形成することができ、視力も維持できていました。

画像(314x207)

前房が確保され、角膜浮腫も綺麗になりました!

まったく触らせてもらえなかったので、途中経過が観察できず、検査、処置には鎮静が必要になりました。角膜縁に出来た穴の為、瞬膜が邪魔をして縫合に難を要しました、もし出来が悪ければ次の手段をと不安を持ちながらでしたが、2週間後の結果にホットしたケースでした。


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08時26分


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