私のこだわり
私が腸にこだわる理由 [私のこだわり]
●病は腸から
電気的には病は気からと言えますが、
発生学的には全ての臓器は腸から分化しており
殆どの「病気は腸(大腸)から始まる」と言っても過言ではありません。
人間同様に多くの動物達の大腸にカビが増殖し腸漏れ(リーキーガット)が始まっています。腸漏れが始まると入ってはいけない病原体・蛋白質・毒物が侵入し感染症、自己免疫疾患、癌などの難病や多くの病気の元になります。
●腸漏れの要因
腸の上皮細胞を危弱化するのは、農薬、化学物質(塩素、鎮痛剤、保存料、安定剤、殺菌剤)、ストレスなどがあります。
抗生剤は化学物質としての弊害と腸内細菌叢を乱しカビの繁殖を許す害悪があります。一旦カビの増殖範囲が広がると手を打たない限り増殖領域を抑えることはできません。
そもそも人より賢くて40億年近く子孫を残し続けてきた微生物群に抗菌剤、消毒剤などを浴びせかける単純な方法で制圧することなどできる訳がなく、彼らはバイオフィルムと言うカプセルを形成したり、同族でコミュニケーションを取りながら遺伝子を変化させ排泄ポンプを作り出したり、あの手この手で薬の効かない耐性菌に変化してしまうのです。
化学物質・小麦の含まれない正しい食事選び、良質な水あるいは塩素を含む水道水の処理も腸を守る大切な事柄の一つになります。
また、多くの食物は遺伝子組み換え素材で占められています。小麦に含まれるグリアジンが上皮細胞に結合するとゾヌリンが分泌され腸の上皮細胞の結合(タイトジャンクション)が破壊され腸漏が始まります。
病気の元は腸漏れ!
●治療
まずは大腸に異常に繁殖したカビを見つけて乳酸菌などでカビを半減させます。次に特定細菌を増加させて残りのカビを食べてもらいます。
他には正しい食事の変更とミネラル不足を補助します。
最終仕上げは酪酸菌を増やし制御性T細胞を活性化して炎症を抑制し、アッカーマーシア菌を増やしムチン(粘液)を増加させて腸漏れ補助を行います。
元気できれいな便をしていても、生まれ落ちて数か月という若い時期から腸の異常が始まっています。
腸漏れから病気という作品が出来上がるには数年の時間を要します。バイオレゾナンス(生体共鳴)を用いて未病の段階で異常を発見し、正常化するこで組織の再修復は可能となり究極の早期治療になります。
●腸は根っ子
腸は植物で言うところの根の部分に当たります。
根に必要な条件は以下です。
@水⇒安心安全な水
A土⇒栄養(化学物質、農薬に汚染されていない食事)
B環境⇒住環境(特に現代は電磁波対策・抗生剤)
目に見えない部分の早期異常を発見し病気にならない生き方を目指しましょう!
私が抗がん剤を選択しない理由 [私のこだわり]
●癌とは?
癌は本体の細胞と類似したアポトーシスを起こさない、つまり死なない細胞です。同じ本家出身ですので身体の極限状態を支えてくれている仲間であると理解していました、しかし、その癌の大元には病原体が存在することが分かってからは、仲間が敵に乗っ取られ異常増殖して慢性炎症が起こっている別物と認識が変わりました。
●癌の三大療法
癌の三大療法と言えば
@外科※
A抗癌剤
B放射線
3種の神器であれば良いのですが、
残念ながら3大療法を使用すると強力な活性酸素が発生し、身体が著しく酸化に傾きます。癌の発生がある身体は既に強く酸性化していますが、その状態がさらに酸化してスーパー強酸状態に陥ります。
このスーパー強酸状態には病原体が狂喜乱舞し、免疫軍が長期休暇を取ってしまいます。ただでさえ癌が発生した状況は免疫軍が働かない状態ですが、酸化が強まり休暇を取ってしまえば一旦は化学物質の影響で癌は縮小することもあるかも知れません、その後病原体を内蔵する癌のもとは暫く大人しくするか、ある日突然に酸化ストレスが加わる、あるいは免疫軍が低下した際には再び増殖を始めます。
※外科に関しては、時と場合により使用します。その際には患者の免疫状態と周辺臓器の影響を考察してご相談します。
●癌が治るとき
病院に見放され治療の施しようのない状態の方が奇跡の生還をされることを読み聞きしますが、それは、今までの生き方を反省して、食事を改善(時に絶食)し、ネガティブな考え方や追い詰められていたストレスフルな生活を見直し、適度の運動を開始して汗をかきながら自然と触れ合うことにより、強力な酸化状態が還元され免疫軍が正常化し病原体が大人しくなるが故に生じる流れと思われます。
※酸化の原因
@農薬、有害物質の汚染
A電場、地場障害
B油(脂肪)の酸化
C心の問題
●治療方針
私の行う癌治療は酸化状態を還元させ、免疫を強化し、病原体を排除することにあります。
科学で究明できている仕組みは、ほんの一部分でしかすぎません、治療を受け持つ側としては、患者さんの足を引っ張る治療をしてはならいことを厳守しています。
私の3種の神器は以下です。
@酸化還元
A免疫強化
B病原体排除
我々が掴んでいる情報は、まだまだほんの一部です、有効な治療法を見つける研究を日夜続けなければなりませんが、ぶれずに思うことは「自分が病気になった際に選択する治療」を患者さんにお勧めすることです。
私は抗がん剤、放射線、免疫療法(外科)を受ける気はありませんん!
私がワクチンを積極的に勧めない理由 [私のこだわり]
●ワクチンの仕組み
ワクチンは、簡単に申し上げれば病原体を不活性化あるいは弱毒化して体に接種し、免疫反応により抗体を作り出し、その抗体で身体を守る方法です。
生まれた子犬子猫は母親からの抗体である移行抗体を受け継いでいます、この抗体は子供たちを感染症から守りますが、抗体がある時期にワクチン接種を行うとそのワクチンは無効となります。
通常親からの移行抗体は生後8〜12週で無くなるので初年度の最終ワクチンは16週齢以降とします。その後は追加接種を1年後にし、その後は3年ごとに接種を行うのが、世界獣医感染症学会の推奨プログラムです。
動物のケースでは、人間ほどの悪い保存料(水銀など)が入っていないことで一安心ですが、15年前から漠然と毎年ワクチン接種することに疑問が生じ3年間を通じてワクチン接種の必要性を調べました。
●ワクチン抗体検査
今から12年前、世界獣医感染症学会の推奨プログラムが本当正しいのかと
犬600頭、猫120頭を3年間に渡り抗体測定をおこないました。
結果は毎年ワクチン接種を必要としたケースは犬も猫も約35%でした。
残りの約65%は毎年のワクチン接種が必要ないことが分かりました。
上記の結果から、当院のプログラムは以下を設定しています。
@初年度:16週を最終接種とする
A2年目:初年度から1年後にワクチン接種
B3年目以降:毎年の抗体検査
※明らかに抗体が高値の場合は3年後に抗体検査

●過去の抗体検査調査
Searchで 抗体検査の報告書
と検索してください。
犬と猫の3年間の抗体調査が分かります。
●ワクチンも異物、よってシンプルに
病原体は体にとっては異物、よそ者です、さらに保存料が同時に打ち込まれます。こちらも体にとってはよそ者です。
免疫細胞は律義にも休むことなく、体に侵入した異物に対して直接攻撃を加えたり、抗体を作ります。
身体に入れる異物はできるだけ少ないに越したことはありません。
世界獣医感染症学会が推奨するコアワクチンは
@ジステンパーAパルボBアデノです。
現実にコアワクチンをカバーするとなると最低限度5種ワクチンの選択になります。
上記の理由から
当院のワクチン接種は5種あるいは3種を接種しています。
そして漫然と接種するのではなく、抗体検査結果に基づいて判断しています。