広島県呉市「石崎動物病院」

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眼の大きな腫瘍 Part3 [院長ブログ]

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●突然出ました!
飼い主さんは「突然目からデキモノが飛び出し血がでだした!」と言われますが、どうもそうとは思えません。以前から目が充血していたのが気になっていたそうですから、じっくりと時間をかけて作られたものと思われます。

●病理所見 マイボーム腺腫(良性腫瘍)

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眼瞼に存在する皮脂腺はマイボーム腺と言われ、マイボーム腺由来の良性腫瘍はマイボーム腺腫と言います。この腫瘍はイヌの眼瞼腫瘍のなかで最も発生頻度が高い腫瘍です。その発生年齢のピークは7〜11歳と報告されています。悪性の場合はマイボーム腺癌と言われますが、悪性のマイボーム腺癌の発生は稀です。

予後については、良性のマイボーム腺腫と診断され悪性所見は観察されないこと、切除範囲も確保されていることから転移や再発はありません。

眼瞼部では腫瘤が大きくなると切除範囲の確保が困難な部位であることから、眼瞼に発生した腫瘍性病変は腫瘤が小さい早期の切除と病理組織学的な鑑別診断が必要です。


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甘えん坊で〜す。 [お仲間紹介]

●タマ 9か月 ♂ 三毛

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●性格
甘えん坊、家では大人しい
●特技
@朝ご飯が欲しい時には、頭突きをして「ゴハン、ゴハン」と鳴く、その他は「ニャーン、ニャーン」と鳴く。
A現在、球取りの練習中。(TVで見たのでチャレンジしている)
B120cm以上はジャンプできる。
●飼主さんから一言
6匹の兄弟で捨てられていた。他の兄弟がどうなったかわからないので、皆の分まで長生きしてね!




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小学校での授業 [院長コラム]

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●初体験
この度、小学一年生を対象に45分間をいただき「動物と仲良くなる方法」をご指導させていただきました。
子供たちの輝くつぶらな瞳光線を浴びながら授業が始まりました。今回は、動物の触り方(入門編)について、優しく、シンプルにお話しましたが、私も初めての経験です、まずは、言葉遣いの難しさを感じました。数日前から保母の経験を持つ看護士に指導してもらいながら、おおよそのシナリオを作り上げて臨みました。

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●授業内容
動物(特に犬)に初めて接触する際の注意事項を説明しました。動物を持つ子供たちが1/4程度でしたので、実際に犬と猫に触れ合うことで、彼らの温もり、鼓動、毛の柔らかさなどを感じ、一つ一つに驚き、感心し、質問が次から次に飛び出しました。

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●終了後の感想
とにもかくにも、興味津津の彼らの中で揉まれると、驚くほど疲れました。毎日、このエネルギー一杯の子供たちに囲まれながら、小学校の先生の偉大さを認識でき、良い経験をいただきました。この子供たちが将来、動物を一生の友として仲良く生活できれば、獣医として最良の喜びです。少しお役に立てたようで幸せでした!

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