診察・手術の案内
外科・整形・眼科診療 [診察・手術の案内]
整形外科
最近は、交通事故が少なくなりましたが、各種骨折整復機材を取り揃えています。出来るだけダメージを与えないことが大切ですが、骨盤骨折などでは、出来るだけ元に近い形に復元することが必要になります。
また、人間同様に慢性の関節疾患、椎間板ヘルニアが増加していますので、特に肥満に注意し、規則正しい生活と適度の運動(腹筋強化)を心掛け予防に努めましょう!
●大腿骨幹骨折例
外科
人間と同じように、腫瘍の発生がとても多く感じます。早期に診断、切除できれば、多くは救命できます。できるだけ、切らないに越したことはありませんが、切らなければいけないのであれば、気が付いたときが切除時期です。大きくなるまで様子を見るなどは、決して考えずに、早期切除をお勧めします。
そして、7日後の病理検査を待ちます。無事に完全切除できていたとしても、ここからが大切です。腫瘍ができる体ということは、既に免疫が低下している訳ですから、これを機会に生き方を見つめて、病気にならない生き方を心がけなければなりません。当方では、腫瘍摘出後の健康管理に特に力を注いでいますから、しっかりと話をお聞きください。
眼科
動物も人間と同じような眼科診療が受けられるように設備準備を続けています。歯の疾患と同じように、ついつい受診が遅れがちになりますが、ふだんから瞼を持ち上げて「赤目」はないか?「しょぼしょぼ目」はないか?「目ヤニ」はないか?などの兆候に眼を光らせて下さい!そして、異常と感じたら一刻も早くご来院ください。(自宅でできる身体検査参照)
アレルギー専科 [診察・手術の案内]
●皮膚科診療
皮膚病の多くを占めるのがアレルギー性皮膚炎です。
その原因は腸漏れ(リーキーガット)になります。
そして、腸漏れは皮膚病だけでなく、ほとんどの病気の原因になります。
例えば
アレルギー、糖尿病、甲状腺機能亢進症・低下症、関節炎、腸炎、副腎機能亢進症・低下症、てんかん、肝炎、骨髄炎、
白内障、緑内障、癌など
●腸漏れの発生要因 ※下記にて説明
@小麦などの穀類製品
A化学物質(抗生物質、除草剤、農薬、保存料、塩素、トリハロメタン、ラウンドアップなど)
B油(不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸など)
Cストレス(心の問題、環境)
西洋医学的アプローチは症状を抑える西洋医学の薬(石油製品)を処方する対症療法ですが、化学物質を処方すれば、その化学物質が体内に侵入し免疫細胞が異物(敵)と認識して炎症(戦い)を起こします。その炎症は表に出て気づける場合と内部で気づけない場合があります。
当院ではバイオレゾナンス測定によりアレルギーの原因である元の元を探り、そして根源療法を行います。
●腸漏れについて※
アレルギーの大元は、小腸、大腸の隙間が開くことにあります。
その隙間をしっかりと結び付けているのがタイトジャンクションという
接着剤(蛋白質)です。
@小麦など
小麦を食べるとグルテン⇒グルアジン⇒ズヌリンンと変化したものが上皮細胞に作用すると腸の隙間が開いて漏れが始まります。この漏れは腸だけでなく脳にも生じます。
そこで食事選びは小麦などが含まれていないものを選択する必要があります。
A抗生剤
抗生剤を使用すると腸内の細菌が死滅し、その空いた隙を狙って真菌(カビ)が繁殖し根を伸ばし腸漏れが始まります。
他の薬や農薬、除草剤、保存料などの摂取でも
腸に炎症が発生して漏れが始まります。
上記の小麦と同じく食事選びが大切になります。
B人工の油
マーガリン、マヨネーズなどはトランス脂肪酸という人工の油でできています。体は異物と認めると免疫細胞の攻撃がはじまり炎症を必ず発生します。
そして同様に腸の隙間を開きます。
同じく多価不飽和脂肪酸(オメガ3・6)も与えない様注意が必要です。
C心の問題
ストレスによる精神的問題や生まれ持ったネガティブな感情が存在すると
腸漏れが起こります。
見過ごされがちな問題点ですが極めて重要です。
しつけの有り方を見つめ、生まれ持った陰性の性格を放置せずに
ケアーする必要があります。
陰性の性格はバイオレゾナンスにより測定し時間をかけて修復していきます。
●漢方薬
腸漏れ、脳漏れを化学物質を含まない天然の漢方薬で修復します。
腸内のカビは乳酸菌と酵母を使用して正常に整えます。
漢方薬、乳酸菌などに相性が合わない場合には
減感作療法で感作修正して体質改善を行ってから投与を開始します。
●減感作療法
身体が異物と認める素材を周波数として流し、体質を改善する方法です。
副作用はまったくありません。
抗原検査は66項目、1,000種類の抗原を使用します。
追加で相性の合わない薬剤の感作も可能です。
約15回ほどで感作は終了します。
減感作療法はアレルゲン物質を免疫細胞の反応から抑制する方法ですので対症療法です。
根元療法は腸の漏れをなくし、異物、病原体、タンパク質などが侵入する隙間を閉じて腸を整えることです。
現在では、漢方薬、乳酸菌、ミネラルなどにアレルギー反応を起し
投与できないケースに行っています。
●スキンケアーについて
アレルギーで障害された皮膚は、すでにダメージを受け防御機構が波状しています。
その傷んだ皮膚をいじめる様な処置は、かえって状況を悪化させてしまいます。飼い主さんは、シャンプーの泡立ちが良い界面活性剤たっぷりのシャンプーを好みますが、それが、皮膚をさらに痛めつけ炎症を増悪させます。
また、殺菌効果のあるシャンプーを、やたら使用するのも考えものです。
なぜならば、我々の皮膚と同じく動物にも、多くの細菌が住んでいます。そして、その細菌と仲良く共生して、皮膚を守ってもらっています。
安易に殺菌シャンプーを使用すれば、我々のお友達である細菌まで、排除し、失ってしまうことになりかねません。「お友達を大切に!」ということで、シャンプー選びも相性測定を行って選択しなければなりません。
通常のシャンプーでも化学物質で構成されている
シャンプーの利用は勧めていません。
●検索
HPトップページ左側にあるSarchに
「減感作療法」「アレルギー」と入力ください。
あるいは以下のページをご参考ください。
https://www.ishizaki-ah.jp/admin.php?ID=1197
ワクチン(抗体検査) [診察・手術の案内]
中国医学の考えでは、ワクチンはいわゆる「邪毒」にあたります。「あえて毒を体に注入する必要があるのか?」「人間では、毎年ワクチン接種をしていないのにその必要があるのか?」「アメリカの一部では、ワクチンは3年に一回接種なのに毎年の必要があるの?」などの疑問が湧きました。
そこで、ワクチンメーカーのサポートを頂きながら当院で調査を重ねた結果、ウイルスの種類により多少の差がありますが、約65%の動物が毎年のワクチン接種が必要無いことが分かりました。
一方、毎年接種しているのにも関わらず、翌年には抗体価が基準値より低下し、毎年のワクチン接種が必要な動物もいました。
あくまでも飼い主さんに選択戴きますが、まずは抗体検査を行い、その結果に基づいた「体に負荷のかからない優しい接種」をお勧めしています。
例)犬のワクチン接種の流れ
ウイルスの種類
@犬ジステンパー
A犬パルボ
B犬アデノ
採血⇒ 約7日間待機 ⇒抗体価が基準値と同じor低い場合にワクチン接種
例)猫のワクチン接種の流れ
ウイルスの種類
@猫伝染性腸炎
A猫ヘルペス
B猫カリシ
採血⇒約7日間待機⇒抗体価が基準値と同じor低い場合にはワクチン接種
●抗体検査結果
当院では、3年間に渡り、毎年、犬約600頭、猫約120頭の抗体検査を行いました。この検査を始めたきっかけは、「人では、毎年ワクチン接種をしていない!」また「アメリカの州によっては、3年に1回接種である。」そして「アメリカの自然派獣医師団体は、ワクチンを射つことで病気の発生をまねくので射つべきでない!とまで訴えている」などの疑問からでした。
以下が調査した項目と結果です。
●検査内容
犬はジステンパー、パルボウイルス
猫はヘルペス、カリシ、猫伝染性腸炎ウイルス
上記それぞれで、抗体不足が存在した場合を接種必要としました。
●平成18年は、犬では、ワクチン接種が65%で不要でした。
猫では、71%で不要でした。
●平成19年は、犬では、同じく65%。猫では、71%がワクチン不要でした。
●平成20年、犬では、さらに同じく65%で不要。
猫では58%不要でした。
●結論
犬、猫共に、おおよそ6割でワクチン接種が不要でした。
検査例の中には、3年間接種不要のケースもあり、毎年の過剰接種を避けるためにも、抗体検査確認後、ワクチンの再接種を検討することが、体に優しい良い方法だと分かりました。
つまり「6割以上で、ワクチンは、毎年射つ必要がない!」しかし「個体差があるので、個々に抗体検査で調べる必要がある!」と結論づけられました
各種検査 [診察・手術の案内]
定期健康検査
予防が一番ですが、次に大切なことは、早期診断ですね。
ワンちゃんネコちゃんの年齢は、人間の2歳で20歳にあたり、それ以降4歳ずつ年を重ねます。
人間の1年に一回の定期健診は、動物の3か月に一回と同等となります。よって、7歳は人間の40歳に相当します。つまり、7歳以降は「癌年齢」に入りますので、特に健康診断の回数を必要とされます。
●定期健診プログラム1⇒7歳まで 年1回(理想は2回)
●定期健診プログラム2⇒7歳以降 年2回(理想は4回)
<定期健診プロブラム内容>
@全身身体検査
Aバイオレゾナンス測定
B胸部レントゲン検査(胸部超音波)
C尿検査
D腹部超音波検査
E全身血液検査
バイオレゾナンス測定
生体共鳴の仕組みにより周波数測定をおこないます。
未病、病気の状態を細胞レベルで測定します。
「バイオレゾナンス」のページを参照ください。
超音波検査は、主に心臓と腹部、表層の軟部組織の検査と組織採取に用います。レントゲン検査では心臓の形や大きさしか分かりませんが、超音波検査では心臓の弁の形態、血流の逆流、心臓の収縮の強さ、逆流血液の速度、容量測定などに使います。
腹部の検査では、レントゲンでは判断しにくい各臓器の内部構造、臓器の大きさ、腫瘤、結石、リンパ節、血管、や妊婦胎児診断などに使います。
表層部分では、皮膚の下の腫瘤、甲状腺などの検査に使います。
超音波検査は、骨、肺に関しては診断ができません。また、胃、腸にガスが溜まっている場合には、その下の臓器は診断しにくくなります。よって、検査時は、絶食していただきます。
*胸部超音波検査についての詳細はこちらをご覧ください。
*腹部超音波検査についての詳細はこちらをご覧ください。
<超音波検査申し込み案内>
通常、検査には痛みを伴うことがないため、麻酔をかけませんが、動き回る場合には鎮静処置をさせていただくこともありますので、当日の絶食、そしてご予約の上おいで下さい。腹部超音波検査では、胃に食べ物があると粘膜面が観察しにくくなりますので、前日の夜9時以降は必ず絶食してください。
尿検査は、血液検査より軽く思われがちですが、多くの情報をもたらせてくれます。時間が経過してしまうと尿が変化をおこしてしまいますので、採取後に、できるだけ速やかに検査しなければなりません。
この尿検査で、異常を発見した場合には、膀胱に直接針を刺して採尿を行い、再検査へ進みます。
猫の慢性腎不全を血液検査より早期に発見するために、尿中蛋白、クレアチニン比の測定を定期的に行うことも大切です。
身体検査、尿検査もとても大切ですが、血液検査からも多くの情報を得ることができます。貧血、栄養状態、肝臓、腎臓、副腎などの状態を大まかに把握できます。特定の病気を疑えば、次の特殊検査へ進みます。
特に若い動物では、寄生虫の心配がありますので、良便であっても、糞便検査をお勧めしています。
1歳以降は、年に1回程度の検査をしてください。
また、元気があって、急性下痢で病院に連れてこれない場合には、まず、絶食をして、食事療法の指導を受診下さい。