広島県呉市「石崎動物病院」

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院長ブログ

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ウサギの軟便 [院長ブログ]

●こうチャン 4歳 ♂ ホーランドトップ
「2年前から軟便が続き、常にお尻が汚れている」主訴でした。

早速測定をしてみると
✕大腸:カビ、寄生虫、ウイルス、細菌、エンドトキシン、電磁波
✕小腸:絨毛、上皮細胞間隙、パイエル板の損傷
✕水:水道水をトルマリン浄化
✕食事:12品目を測定しましたが
      オーガニックフード1品しか合格しませんでした(涙)


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●治療及び対策
@レメディー、薬膳による寄生虫、カビの排除
A電磁波対策
B乳酸菌
C水の変更
D食事の浄化

●7日後
ほぼ便が固まり、お尻の汚れも無くなりました。

治療は暫く続きますが
治療に置いて大切なのが、根元の原因除去です。
対症療法的に症状を抑えていては
いつまでたっても治癒に結びつきません。

2年間の軟便が7日でほぼ整い
飼主さんには大いに喜んでいただきました。

飼主さんの喜びは我が喜び
我々の明日への活力へと繋がります
目出度し目出度し。

続く


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食材について [院長ブログ]

今回は獣医師と言うよりも
生存のために命をいただく一人間として記載しました。

●一口に食材と言うが・・・

毎日、動物達、私達の生命を維持するために
食事をどうしても摂取しなければなりません。

中には、何も食べずに溌溂と元気に生活されている
数少ない方々も存在しますが
殆どの者にとって、食事は必要不可欠なものと位置づけられます。

●現状を見つめる
我々に食される動植物。特に動物の扱いはあまり表にでませんが
とても悲しい管理下に置かれ我々に命を捧げる状況になっています。

狭いゲージに閉じ込められ、日に当たること、運動することもなく
愛の無い乱暴な扱いを受け
最後に恐怖を感じながら亡くなり
正しくは恐怖の中殺され我々の元に届きます。

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ペット、クジラ、イルカなどは特別な愛情を持ち大切に扱われますが、
牛、豚、鶏、魚達は、命の尊厳もなく、実に粗末に扱われています。

生産者の動物への管理然り
命の最終形を頂く我々然り

彼らの扱いに目を背けず
自然な環境で彼らを同じ命あるものとして
育てている生産者を応援する必要があります。

植物に於いては、さらにその意識は薄まり
我々に食べられるために生きていると勘違いしていますが
彼らは彼らで子孫繁栄を目指し
種族の生き残りをかけて、外皮、種に毒を仕掛け
生き抜こうとしています。

●因果応報
この関係を見つめず、感謝せず、改善せず
このままの傲慢な姿を続けると
宇宙の法則として
必ず摂取側に負の大きな返礼がやってくると思えてなりません。

●感謝の誠を捧げて
頂く我々は
せめて感謝の誠をささげ
有難く、無駄にすることなく頂戴したいものです。

いつも申し訳なく思っていることを
文章にしてみました。


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アレルギーの本当の原因と治療 [院長ブログ]

●アレルギー
アレルギーとは免疫反応(炎症)の状態を呼びます。

例えば 腸の上皮細胞間の隙間が開き
腸内の様々な病原体、蛋白質、化学物質などが
その上皮細胞間の隙間から體内に侵入し
全身組織の流れが悪いところに集まり
敵、味方で戦いを起こしている状態がその一つです。

皮膚に炎症が生じ痒みを発生することが
アレルギーと思いがちですが
様々な部位に起こる炎症反応
いわゆる 関節リュウマチ、強皮症、SLE、クローン病
認知症、全身性エリテマトーデスなどの
自己免疫疾患と呼ばれるものは 全てアレルギーなのです。

●犯人は誰?
自己免疫疾患とは、自分の免疫細胞が自己細胞を攻撃してしまうことを言います。

しかし、この真実は
細胞と細胞の間(或いは細胞内)に異物が侵入すると
排除のために免疫細胞が集まり攻撃が始まります。

攻撃の際に誤って細胞への2次被害が生じると
あたかも自分の免疫部隊が
自己細胞を攻撃しているかのように見えてしまうのです。

そして
この状態を見て自己免疫疾患と呼んでいるのです

実は犯人が居るのに見つけられないのです!

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白血球が間違って自己の細胞を傷つける

●犯人
間質で炎症を起こしている真の犯人は以下です。
@寄生虫、カビ、細菌、ウイルス
A内毒素(グラム陰性菌、陽性菌の細胞壁成分)
B各種有害物質
C蛋白質など

●本当の治療
治療は以下を行わなければ解決しません 

1.犯人を除く
レメディー、ハーブ、薬膳などで取り除く。

2.腸漏れ、絨毛・大腸損傷を修復
漏れを起こさない食事の選択は絶対条件であり
小腸のパイエル板の修復も必須となる。

3.リンパ系組織の正常化
犯人(賊)が侵入した際に腸以外の処理場の機能チェックと
障害があればその修復を行う。

@脾臓
A扁桃
B胸腺
Cリンパ節
D盲腸など

ステロイド、消炎鎮痛剤などを使用すると
一時は良くみえてしまいますが
お茶を濁す抗炎症免疫抑制療法は 
じわじわと蝕み抜き差しならぬ状況に陥ります。

これらの理由は
免疫抑制剤が味方である體のお掃除部隊の出動を止め
犯人を応援することになり無法地帯化しまう
治療とは真逆の犯罪促進行為なのです。

一刻も早く上記を理解して
安心安全な治療に切り替える必要があります。

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皆様の覚醒を祈ります!

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