麻酔学セミナー [院長コラム]
●ジャーミー来日
今回は、Gaynor 先生の麻酔学セミナーでした。現在はコロラド大学を辞めて、デンバーから少し南の総合病院の麻酔科で忙し日々を送っています。私は、この先生のセミナーを10年前に受講しています。受講後、先生の指導を受けながら当院の麻酔プロトコールが作成されました。その後、私がコロラドへ行く時にも色々とアドバイスをいただき、私の腹腔鏡修行が始まったのでした。アメリカから帰国後、時差ぼけたっぷりの頭で、直ぐ成田から福岡に飛びました。
セミナー内容は
□モニターに重要な事項
□小動物の麻酔
でした。
10年ぶりでしたが、私のことを直ぐに思いだしていただき感激でした。時間がなくゆっくりお話ができませんでしたが、日本のことをとても気に入っているので、また近いうちにお会いできれば幸せです。
驚くほど厚い面の皮! [院長ブログ]
●でででた!どちらの親分様で? クウチ、7歳、♂
もともとノラなのですが、近隣の貴得な方が見るに見かねて病院に連れてこられました。いつも徘徊して、縄張りをパトロールしているクウチは、部外者との抗争が絶えません。「喧嘩人生に悔いなし」と思われるクウチの座っている眼には迫力があります。
●分厚い面の皮
去勢をせずに、外で喧嘩をしまくる雄猫は、物凄ーく顔の皮が厚く、まさに「面の皮が厚く」なります。少々引っかかれたり、噛まれたぐらいでは、歯は奥に穿孔しません。しかし、一旦化膿してしまうと、その分厚い皮膚が仇になり、いつまでも皮膚が破れずに、膿が皮下に溜り込み大変なことになってしまうことがあります。
●縫合、ドレイン
汚い皮を綺麗に切除して縫い合わせました、そして、傷の中に溜る液体を排泄させるチューブも装着しました。このちゃん実は、つい最近まで疥癬(ダニ)に皮膚を犯され、それは、それは、化膿と相まって恐ろしい顔になっていたのでした。ですから、顔の毛はほとんど無くなり、今回の縫合傷により一層人相が悪くなり、迫力を増したのでした。
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卒業おめでとう! [院長ブログ]
●江田島タマ
当院「News」に登場した、以前新聞に掲載された江田島高校のアイドル「タマ」ちゃんが、また、また、お尻と足を咬まれて入院しました。
「私自身は、江田島高校最後の卒業式に出席する予定でしたが、残念ながら間に合いそうにありません。皆さんの卒業を心より、石崎動物病院の入院室よりお祝い申し上げます。みんな、オメデトウ!これから益々大きく羽ばたいてください、そして、私(タマ)のことを何時までも忘れずにいてください、いつもみんなに可愛がってもらったことを私は忘れません、有難う!」 皆のアイドルタマより
●追伸
ご心配をおかけしましたが、退院後は私の面倒をみてくれる飼主さんがみつかり、とってもハッピーです。





