食事アレルギーその他 [飼い主さん感想文]
●ノイ シーズー ♀ 7歳
東京からこちらに引っ越してこられました。
我が家のワンコ(シーズー)は、4ヶ月から右目の角膜が白く濁り、ドライアイと診断され、オプティミューン眼軟膏やヒアルロンサン点眼等の治療を繰り返しながら、症状が少し改善したかと思うと直ぐに又悪化し、白〜緑の目ヤニと充血に白濁の繰り返しの7年でした。石崎先生のホームページを拝見し、ドライアイの検査に目薬と軟膏の処方だから…どこの獣医さんも一緒だから…と、治療に対して期待もせずに(先生ごめんなさい)、予約させていただきました。電話で受け付けてくださった方が、「ドライアイですか。じゃあ、院長に予約いれますね。」っておっしゃってくださったので。
初診の時、目だけの診察と思っていたので、吃驚しました。目から体全体をじっくり、本当にじっくり丁寧に診てくださり、この子の問題を、治療の必要順に又症状が出ている患部の問題から、その原因と思われる全身の問題まで列挙して、一つずつ検査結果を交えながら丁寧に説明して下さいました。また、必要な検査や治療については、色々な選択枝を説明してくださり、ワンコの性格、日々の暮らし、飼い主の思いをすべてトータルに考えて、飼い主の私が選択するように、インホームドコンセントをしっかりして下さいました。
処方してくださったオリジナル点眼薬の効果は素晴らしく、ワンコは今までの(人)犬性のなかで、1番綺麗な濁りのない澄み切った輝く目を手に入れました。
また、7年間どこの獣医さんでも診断されなかった、アレルギー+気管支狭窄症+後ろ足脱臼とこの子の抱えている問題と、日常生活での諸注意を教えていただきました。アレルギーの検査で、魚類とカビが駄目だと分り、今迄知らずに食べさせていたドッグフードを止めて、アレルギー源を除去できました。
今迄、シーズーはこんなもの、シーズーだから仕方ないとか、うちの子は生後まもなく病気をしたからしたないと決め付けていた私は目からうろこが落ちました。ワンコの症状の一つ一つを、根拠のない思い込みではなく、原因がどこかにあるからと、きちんと原因を探す努力をしてくださる石崎先生に教えられることばかりでした。
石崎先生の確かな診断技術や的確な治療は勿論、人間にとっては当たり前のインホームドコンセント、飼い主の治療の決定権、ワンコのクオリティーライフも、全部含めて本当に有り難かったです。我が家のワンコと共に、飼い主の私も曇らない目をいただいたようです。本当に有難うございました。
ノイとノイの母
椎間板ヘルニア [飼い主さん感想文]
●ケン、♂、7月で18歳、ビーグル
3年前に頚部ヘルニアを患い、かかりつけの先生に針治療を相談したところ「それは、良いことですね。」と勧められたのがキッカケでした。。
●飼い主さんの感想文
3年前から歩行がおぼつかなくなり、針治療をお願いしました。体を支えなければ歩けなかったのですが、不思議と針をすると数日間は、歩き方に力が入り改善が見られるようになりました。根気よく続けて3年になりますが、週に一度の針治療で以前とは見違える様に変化し、毎日の大好きな散歩へ行けるようになりました。
「この病院の鍼治療と出会えてよかったです!」
「これからも、ますます元気でいてほしいと願っています。」
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腎臓腫瘍の摘出 [News]
●ヨークシャ、♀、こまめ、5歳
主訴は定期的な嘔吐。発症時期はいつからは分からないそうですが、頻繁に吐くので太れないとのことで来院されたそうです。そして、超音波検査と針で吸引生検したところ腫瘍と診断され、その獣医さんの紹介で来院されました。
●超音波検査
超音波も腎臓の血行状態を観察するために欠かせない検査です。悪性と思われる大きな腫瘤が見えます。
●レントゲン造影
腎臓摘出時には、絶対に行わなければならない検査の一つです。片側の腎臓の状態を観察し、しっかりと腎臓が働いていることを検査しておかないと、摘出後に腎不全がやってきます。こまめは幸いにして両方の腎臓が機能していました。
●摘出術
大きく腫大しているため切開創は大きくなりました。腎臓の動静脈、尿管を結紮、切断してから腎臓を取り出しました。
●摘出腎
腎臓の見た目は、手前の正常と思われる部分と後ろの大きく腫大した8割を占める腫瘍に侵されていました。
病理検査結果は、腎癌。脈管浸潤はなく転移性は高くないと返答があり、悪くとも嬉しい内容でした。