広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

RSS1.0


選択されているタグ : 

%83A%83%8C%83%8B%83M%81%5B

アレルギー性関節炎 [院長ブログ]

●トト ♀ 10歳 チワワ
「足を痛がって歩けない!」主訴で他の先生からのご紹介で来院されました。
病歴は、1ヶ月前から「歩く際に痛そうに鳴く」状況が続いていたそうです。身体検査所見は、後ろ足の不全麻痺、右膝蓋骨内方脱臼、中程度の心雑音、瞳孔の散大、軽度の歯石が問題でした。

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

●治療
紹介いただいた病院で既に、血液検査、レントゲン検査をされていましたので、当方では、波動測定を行いました。問題点は、関節における炎症、変性、白内障、網膜剥離。そして、周辺環境の問題である電磁波、食事と水の汚染、酵素不足が上がりました。早速、リポポリサッカライドを中心成分とする漢方薬を処方すると7日後には痛みが軽減(レベル4)してとても喜んでいただきました。

●その後1
一旦良くなった症状が1ヶ月後には再燃(レベル6)し、食欲はあるが元気がない状況に陥りました。再度、波動測定を行うと、体の酸化、電磁波問題はクリアーされていましたが、ここで新たに食事アレルギーの問題が浮上しました。早速、トトちゃんに反応しない食事を探し出し、様子を見ていただくと良好な反応が見られるようになりました。(レベル3)

●その後2
しかし、再び痛みが再燃し(レベル4)、「寝返りの際に悲鳴をあげる!悲痛な状況を訴えられました。再度、詳しく問診を繰り返しすと、実は処方食以外にオヤツを与えている事実が判明しました(笑)。再度、指示した食事のみにし、他のものを絶対に与えないことをお願いして次回の来院を待ちました。

20日後には、今迄で一番良い状態(レベル1)になり、走りまわるよう改善されていました。感謝


関連タグ :

  一記事表示

犬の食物アレルギー [院長ブログ]

●ひなた ペキニーズ 6歳
若い頃より、膿皮症(皮膚に生じる細菌感染症)と掻痒症(痒い痒い)を繰り返していました。

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

以前にリンパ球反応試験で食事アレルギーに関して情報を得ていましたが、結果は(白)でした。しかし、変わらず皮膚病を繰り返すため、量子検査を行いました。そして、食物アレルギーと仮診断を行い、食物トライアルを始めました。良好化と思い気や一旦好転したかに見えてもも、やはり再発を繰り返していました。

ある日、娘さんとお母さんにこう問いかけました「だれか指定した食事以外を与えていませんか?」・・・・しばらくの沈黙の後、お母さんが「ほんの少しだけ、欲しがるので鶏肉を与えています・・・。」と申し訳なさそうに仰いました。実はお母さん、他の物を与えてはいけないと知りつつ、少しならば構わない、そして、可哀想だからと間違った理解をされていたのでした。犯人捜しをするつもはありませんでしたが、目の前で告白(自首)されたことになりました。家族全員の心を一つにすることが食事アレルギー試験と管理における絶対条件です。再度、事情をお話して「今日からは絶対に与えないでくださいね」と優しくお願い申し上げました。

●脇(治療前)

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

●脇(治療後)

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

●お腹(治療前)

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

●お腹(治療後)

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

●側面(治療前)

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

●側面(治療後)

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

●肛門(治療前)

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

●肛門(治療後)

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

●食事管理
当院の食事の推奨は「生肉、生内臓、生骨など」です。食事アレルギーとなると多くの動物は僅かに限定された抗アレルギー食を食べなければならない生活になります。それは致し方ないことと理解しても、心配なのはそのフードに含まれる化学物質と酸化した油の問題です。対策としては、できるだけ小袋で購入して、化学物質除去処理をして戴くことです。ご相談ください。


関連タグ :

  一記事表示

猫の食物アレルギー [院長ブログ]

●モモ 日本猫 ♀ 4歳
「激やせして食べたら必ず嘔吐する、1週間ほど入院させて元気にして欲しい!」と来院されました。見るからにエネルギー不足の顔で、随分と痩せていました、そして、上胸部と後肢背面の脱毛が見られ、舐めるところをみると痒みがありそうです。

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

上胸部の脱毛

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

後肢背面の脱毛

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

●検査と治療
血液検査では異常は見られません、量子検査より食物アレルギーがリストアップされました。そして、絞られたのはアレルギー用の処方食と鹿肉でした。味気なく化学物質を含有している処方食よりは、触感が良く化学物質の無い鹿肉に変更することにしました。しかし、猫ちゃんの場合、なかなか頑固で手こずります。

●経過
食事アレルギー故に限定された食事になるので我慢が必要でした。最初は舐める程度でしたが、6日目からようやく口元に持って行くと一口食べ、8日目からは完食するようになりました。この間、あれだけ激しかった嘔吐は一切なくなりました。試験的診断ではありましたが、食事アレルギーによる嘔吐と皮膚病と診断され、9日目には退院の運びとなりました。
次回にはふっくらとした姿で会えるのを楽しみにしています!


関連タグ :

  一記事表示

過去の記事へ

ページのトップへ

症例検索キーワード

  • お問い合わせ
  • スタッフ募集
  • 石崎動物病院の日々

検索

最近の記事

リンク集

powered by a-blog

[Login]