広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

RSS1.0


インコの慢性素嚢炎 [News]

●てん セキセイ ♂ 4歳
「1年前〜胸部が膨らみ ぷよぷよしている。4年前から目の周囲が汚れている」
主訴でした。

触診では素嚢部分が分厚く膨らみ 慢性炎症の程を症じていました。

「全ての病気の元は腸から」古代ギリシャの医師ヒポクラテス」の
名言に基づいてバイオレゾナンス(生体共鳴)測定を行いました。
●大腸×
●カンジダ、トロピカリス×
●グリホサート☓
●血液脳関門×
●大腸菌×
●電磁波(低、高)×
●細胞膜×
●食事、水×

画像(330x254)・拡大画像(444x342)

●6カ月後
まずは腸の修復と病原体を除去・正常化し、6ヶ月が経過しました。

胸の膨らみと肥厚は低減しました。
目の周辺の汚れは 未だ問題が残りますが
じっくり、まったりと根元をみつけながら
自然素材の薬膳で治療を進めて行きます。

続く

  一記事表示

私が西洋から東洋医学主体に転向した理由 [News]

●若き頃のスタイル
私の若い時代はアメリカの専門医の知識と技術に憧れて、30歳から毎年数回はアメリカの大学で行われるセミナーに参加していました。その後は、国内でもアメリカの専門医、教授を招いたセミナーが開催されるようになり、アメリカ本土のセミナーと併せて年に数回のセミナー、学会には欠かさず出席していたものです。

生理、解剖、薬理と深い知識と経験数を持った専門医は多くの質問に答えてくれました。しかし、今思えば生命科学の知識をベースにした講師、あるいは「腸が病気の元」「病は腸から」の考えを持った指導者は存在しませんでした。

画像(330x215)・拡大画像(640x417)

●西洋医学
西洋医学は云わば対症療法です。今ある症状を改善させる治療スタイルです。
検査数値や画像診断により症状の出た場所を治療していきます。

その治療に使用されるのが残念ながら合成の化学物質になります。体の免疫系は天然もの以外は異物と察知し攻撃を仕掛ける仕組みとなっています。それは当然のことで、身体を守る免疫部隊は異物である敵を侵入させないことが彼らの命を懸けた役割であるからです。

その化学物質から生まれたものを副作用と言います。一時的な物だけではなく、長期投与を続ければ新たな病気を作りだしてしまいます。

治す側が良かれと思って処方したものが病気を作ってしまえば泡沫転倒ですね。この事実(闇)を知ってから、私は漢方薬へ切り替えることを始めました。現状は99%の薬膳、漢方薬の使用になっています。

●東洋医学
東洋医学は元の元を探り、その症状の大元を探り全体のバランスを整えながら治療する方法です。
よって漢方薬は何種類もの自然の素材でお互いを補い協力し調和を考えて創薬されています。その薬膳選択には相当の経験と知識が必要ですが、私はその選択をバイオレゾナンスメソッドを用いて判断しています。

漢方薬の効果を高めるにはエキス状にすることが条件です。つまり素材の細胞膜を破壊して中身を抽出することになりますが、多くはこの抽出作業を化学物質を使用して細胞膜を破壊して行っています。当院の薬膳は長い時間をかけて遠心しながら細胞膜を破壊して作られていますので、化学物質がふくまれず免疫細胞が攻撃することなく安心です。

※但し、その素材にアレルギー反応がある場合には嘔吐、下痢などの症状が発生しますので、処方前にバイオレゾナンスメソッドで精査し準備します。

●西洋VS東洋医学
簡単に申し上げると、内科は東洋医学(バイオレゾナンスメソッド)、外科は西洋医学が良いと思っています。

慢性疾患は殆ど腸が大元の原因です。そして、その原因から病原体、異物などが入りこんで病気を作りあげます。異物を含む西洋医学の処方薬を使用すると、一時的に、あるいは見かけ上は良くなって見えますが、病気が複雑化して根本的な部分は治せず、副作用により延々と薬を継続していかなければならない問題が生じます。

慢性化、複雑化する遥か前の未病の段階でバイオレゾナンスで測定を行い治療を開始することが何よりです。
我が身の病気の経験を通して痛感しています。

食欲、元気、良い便をしていても病気は始まっています、
早期の早期で元の元を見つけることをお勧めします。
例えば 病気と言う美術作品が砂で出来ていれば簡単に壊し元に戻すことは容易です、しかし、その作品がコンクリート、あるいは鉄筋コンクリートで形成されていれば、元に戻すことには時間を要し、そして、幹細胞がやられ器質的変化が起こっていれば戻すことが困難な場合があります。

また、身体づくりの元である食事と水の存在も忘れてはなりません。
当院では食事、水、環境の大切さをしっかりとご指導しています!
目に見えない部分に注意を払うことが大切なのです
何故なら 目に見えている部分はほんの僅かな一部分でしかないのです・・・。

  一記事表示

猫の膿胸 [News]

●チャー子 ♀ 2歳 日本猫
「脇の怪我!?」で来院されました。

画像(330x243)・拡大画像(360x266)

検査するも外傷はなし。39.9℃の発熱、開口呼吸を伴う呼吸困難が著しく、急ぎレントゲン撮影を行い胸水を確認後、麻酔下で緊急処置を行うことになりました。

※レントゲン写真(下)
胸部は空気で満たされているため黒く移りますが、白い部分が70%以上占め重度の呼吸困難が想像されました。

画像(330x255)・拡大画像(574x445)
画像(330x247)・拡大画像(494x370)

胸水の成分は膿でした。
右70ml、左100mlが抜去できました。

●処置
周波数測定では細菌性肺炎にヒットする漢方薬を探して直ぐにスタートしました。
翌日から食事を食べ始め、熱も正常化、周波数測定で大腸菌による膿胸と仮診断しました。

画像(330x245)・拡大画像(376x280)

●問題発生
胸からの胸水の量も低下し順調に思われましたが、11日目から発熱(39.7℃)、食欲なし、胸水から嫌なにおいを発するようになってきました。

感染源の細菌を精査すると、大腸菌は消えましたが、あらたに緑膿菌の感染が見つかりました。周波数測定では漢方薬無効、緑膿菌定番の抗生剤が効果なし、唯一見つけた抗生剤で再度治療を開始しました。

幸いに測定通りにその抗生剤が功を奏し、胸水の量、臭い、色が徐々によくなってきました。いつまた菌が耐性を得てしまうのかと不安ですが完治までもう少しと思われます。

●真の原因
この膿胸例の大元の原因は、腸の漏れ(リーキーガット)と思われます。腸の上皮細胞間間が開いてしまい、そこから腸内に存在する大腸菌、緑膿菌などが侵入してしまった訳です。
通常免疫細胞が正常に働けば処理されますが、酸化型の体質になっていると免疫細胞は働けません、逆に病原細菌達は勢いづくことになります。

昔と異なり化学物質(食材に含まれる抗生物質を含む)と日常的に接している状況では細菌が知らぬ間に耐性を獲得してしまう可能性があります。

以下の事柄を日常的に意識しながら守る必要があります。
@小麦の入っていない食事を選ぶこと
A遺伝子組み換えの入っていない食事を選ぶこと
B抗生剤をできるだけ飲ませないこと
C水道水を与えないこと

  一記事表示

過去の記事へ

ページのトップへ

症例検索キーワード

  • お問い合わせ
  • スタッフ募集
  • 石崎動物病院の日々

検索

最近の記事

リンク集

powered by a-blog

[Login]