眼窩下膿瘍とは、眼の下に膿瘍ができる病気です。
多くの原因は、歯石が堆積し、次に歯茎の下へ歯石が入りこみ、歯肉が退縮し、歯の周りから歯の根っ子(根尖部)に細菌が入りこみ膿瘍ができます。
ほとんどが、上顎の第4前臼歯の歯根に問題が起こり、そして根尖部に膿瘍が形成され、眼の下が腫れます。
上顎の犬歯が侵されると、鼻から膿性の鼻汁が排出されるようになります。
治療は、基本的に原因の歯を抜歯することです。
眼の下の傷は、約1週間で修復されます。
予防は、歯石をつけないことが何よりです。
普段から歯石の付きにくい「生食」と定期的な「歯磨き」が大切です。