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2017年05月08日(月)
犬の大腿骨遠位端骨折 [News]
●チワワ ♂ もんた
「交通事故で後肢が折れた」と他院の先生よりご紹介いただきました。しかし、肝酵素が著しく上昇していたので、検査値が落ち着くまで紹介病院でしばらく治療して戴くことになりました。10日後の血液検査で肝酵素が正常に復したのを機に手術に踏み切りました。
●レントゲン写真
骨折は右大腿骨遠位部でした。損傷が激しく腹部の皮下出血と陰嚢の浮腫が著しく、骨折の近位端は鼠蹊部まで転移していました。
●手術
受傷後数日で手術を行いたかったのですが、上述のとおり肝障害のため11日間待機することになりました。今回の骨折は筋肉を突き破り大腿骨近位部が著しく前方へ変移し、癒着が始まっていたため整復に時間を要しました。
大腿骨外側にプレートを当て、6本のスクリューで固定しました。
●術後経過
術後3日目には痛みも無くなりました。ギブス包帯を通して過重と軽度の歩行が可能になりました。
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10時13分