広島県呉市「石崎動物病院」

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腫瘍

犬の耳介腫瘍 [News]

●アメリカンコッカ―スパニエル ♂ >10歳 モップ
それは、それは、大変な状況でありました。数年前から身体全体に腫瘍が発生し、とくに耳の内側に発生した腫瘍は格別でした、自壊(破れ出血)した部分は、感染と著しいにおいを発し酷い状況になり来院されました。

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●手術
ベースにはアレルギーを抱えていましたので、まずはアレルギーコントロール(食事選択)を行い、炎症を低減させて手術に臨みました。当初の予定は、電気メスor炭酸ガスによる切除or蒸散予定でしたが、実際に麻酔下で観察すると予想を超えて深部まで浸潤している酷い状況でした。また、耳道内にも多数の腫瘤を認めました。

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●術後
耳介全体と垂直耳道を切除しました。合わせて今後問題になりそうな皮膚腫瘤数か所、そして、歯石を除去しました。
バランスが悪くなりましたが、以前の状況と比較すれば雲泥の快適差があります。

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4時間の手術でしたが、痛みの管理を徹底したせいか、翌日は、アレルギー管理食をバクバク食べました。

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本日3日目に退院予定です!目出度しめでたし🌸🌸🌸


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猫の耳道内腫瘤 [News]

●チョウスケ 猫 ♂
頭が左に傾き、外耳炎(球菌貪食)が見つかりました。改善傾向にないので、耳鏡検査に進むことにしました。

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●耳鏡検査
炎症性ポリープは、猫では、ほとんどの場合中耳の粘膜から発生し、鼓膜を破って外耳道まで大きくなった像が見られます。耳道内に居座る腫瘤(ポリープ)により、炎症、感染が慢性化し常に滲出液が出続けることになり不快感が発現します。

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●摘出したポリープと術後
摘出後の耳道の状態は至極順調でした。

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1ヶ月後には、頭の傾き、外耳炎がすっかり良くなり、当然匂いも改善されました。


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犬の頚部腫瘤と外耳炎 [News]

●コッカー 12歳 ♀ 
それは、それれは、凄いにおいを発して来院されました・・・・
長期に渡り大きくなった腫瘤がはじけ、その摩擦と滲出液による周辺皮膚の慢性炎症が見られました。「近所の先生には、高齢なので、手術をすると死んでしまうよ!」と言われ、今日まで約2年間程放置してきた様です。早ければ早いほど、小さければ小さいほど外科手術の侵襲は少なくなります。手術前にしっかりと検査を行い安全を確認し、また、その検査で手術ができない状態であれば、速やかに改善策を検討して手術に臨むことが肝要です。

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●慢性外耳炎
臭いの原因は、腫瘍の破裂と外耳炎が併発していることが分かりました・・・・。こちらも長期に渡り慢性炎症が続くことで、耳道の著しい増殖と慢性感染が発生していました。このようなケースの多くには、アレルギーが根底に潜んでいますので、アトピーあるいは食物アレルギーあるいはその両方が関与しているのかを、しっかりと鑑別して治療方針を立ち上げなければなりません。姑息的に対症療法をくりかえすだけでは、その治療薬による副反応で新たな病気を発生させることになります。全ての病気は「元から立たなきゃダメ!」なのです!

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●7日後
耳からの滲出液の培養結果は、緑膿菌でした。通常、ここで抗生剤を使用するのですが、当院の方針では使用を控えます。増殖病変のある環境では、たとえ培養検査でヒットした抗生剤を使用しても、再び感染が再燃します。また、アレルギーがベースにあると炎症が継続し感染がコントロールできず、軽減したとしても一時的になります。

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●摘出腫瘤
首が軽くなり、動きも良くなりました。耳の治療は、漢方薬と鉱石の粉を点耳します。10日後の抜糸では、切除創はすごくきれいで、左右の外耳共に80%の改善が見られました。アレルギーに関しては食事アレルギーが疑われるため、特定の蛋白質に限定して開始しました。外耳は様子を見ながら摘出術を行うかどうか決めたいと思います。

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●2週間後
特定蛋白を食べ2週間が経過しています。耳の匂いも大幅に減少し、赤みも少なくなってきました。炎症が取れても増殖病変が残りますので、外耳道切除術を行うかどうかが今度の課題です。

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