広島県呉市「石崎動物病院」

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2019年05月12日(日)

肛門嚢の破裂 [News]

●エンジェル ♀ キャバリア 13歳

「突然、身体をくの字にして歩く、歩くときにキャンキャン鳴いて痛そう?」と来院されました。身体検査を行うと右肛門嚢の破裂が見つかりました。

肛門嚢とは?
犬、猫の肛門周囲に存在する分泌腺の袋のことです。
犬にも猫にも存在しますが、時に感染、閉塞による破裂が生じます。

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●肛門嚢の感染、破裂
肛門嚢は解剖学的に肛門(黄色⇒)を12時として4時と8時方向の位置する分泌物を溜める袋です。
今回は、右側の袋が破裂し、内容物が漏れ出している状態でした。

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初日

●治療
局所麻酔を施し、破裂した部位を少し切開して内部を洗浄しました。
病気としては、通常の感染症(化膿)と同じ扱いで、分泌物の排除を行えば速やかに治癒します。時に感染創が下方にあれば、麻酔処置によりドレインチューブの設置が必要になります。

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3日目

●予防
定期的に肛門嚢を絞り溜まりすぎを防ぎます。
分泌物が溜まるスピードは、個々に異なるため個体に合わせた予防的な処置が必要になります。
指で肛門嚢を確認し、袋の状態に合わせて優しく絞る必要があり、慣れていない飼い主さんが行うと溜まっていないのに「出ない、出ない」と握りすぎて組織を痛めたしまうことがあるので注意が必要です。時には、直腸から指を挿入して絞らないといけないケースがあります。

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8日目

14時11分


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