広島県呉市「石崎動物病院」

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2011年09月03日(土)

角膜潰瘍 [News]

●角膜潰瘍
眼の表面に位置する角膜に傷が付くことを「角膜潰瘍」と言います。症状は「涙が出る、目が赤くなる、目をこする、まぶしそうにする、目ヤニがでるなど」です。

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

角膜の傷を検査するために損傷部の染色を行います。染色液で黄緑色に染まった部分が潰瘍で、浅い広がった範囲のもの、深く狭い範囲のものなどがあり、詳細は暗室で拡大しながら観察します。また、深さを見るためには、スリットランプを使用します。

<原因>
外部損傷によるものが最も多いのですが、眼瞼にできた腫瘤、逆まつ毛などでも傷がつきます。

画像(220x165)・拡大画像(640x480)

7日後、傷は無くなりました!

<治療>
感染を防止する抗生物質、角膜の再生を促す薬、痛みをとる薬が処方され、約7日間で治癒します。角膜を刺激するものが排除されなければ、いつまでも潰瘍は続きますので原因除去が必須です。また、再発性の潰瘍(難治性角膜潰瘍)では、角膜切開を行う必要があります。

上記の症状を注意深く観察し、異常があれば速やかに!

09時32分


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