広島県呉市「石崎動物病院」

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2013年05月03日(金)

22歳猫、慢性腎不全の維持療法 [News]

●みゃー ♂ 22歳
多くの猫は高齢になると慢性腎不全になります。22歳、みゃーも漏れなく慢性腎不全になりました。維持療法の中心は、腎臓の機能不全で水分保持ができないことを支えることです。脱水があれば定期的な補液が必要で、電解質異常(特にリン)を管理(食事療法、リン吸着剤)することが重要です。

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●補助療法
エネルギーの経穴である「腎兪:じんゆ」を中心に鍼を刺し温めます。みゃーちゃんは余りに痩せているので、針が刺しにくく膀胱系の経絡に沿ってレーザを行いました。そらから、3日〜7日に一度のオゾン療法、そして、自宅で身体を温める(蒸しタオル療法、温灸療法)を行っています。

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レーザー治療

慢性的に進行した腎臓は元には戻りませんが、進行を少しでも遅くする維持療法は、定期的に継続することが肝要です。
みゃーちゃん、目指せ25歳!


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10時23分


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