広島県呉市「石崎動物病院」

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2014年02月15日(土)

猫の口内炎 [News]

ウララ 9歳 三毛 ♀

●主訴は「食欲まったく無し、よだれがダラダラでる!」でした。口の中をのぞくとご覧の通り、著しい口内炎が見られました。人間では、想像できないほどの激しい状態です。処置は必要に応じて全ての歯を抜歯することもありますが、今回のケースは、歯のクリーニング、局所治療とレーザー処置を試みました。

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●3回目の治療
よだれは無くなり、食欲も正常に復しました。飼い主さんの感想では、もう完全に治癒しているのでは?と思われるほど良好でしたが、実際の口腔内の状況は60%程度の改善で、特に右の口頬部の炎症強くが残っています。

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局所注射と炎症により盛り上がった肉芽部分を炭酸ガスレーザによる蒸散処置を施しました。

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●猫の口内炎は、非常に悩ましい病気です。大切なことは、歯石、歯のエナメル質の状況、細菌・ウイルス関与を調査し、適宜局所注射などを併用しながら改善につなげることが大切です。副作用を配慮して、ステロイドの使用は行いません。

17時58分


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