広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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犬の前庭障害 [News]

●ジェリー 15歳 mix ♂
「ご飯をたべない、痩せてきている」主訴で来院されました、
「年だからしょうがない」と少し諦め気味の印象でした。

身体検査では、頭がやや傾斜し眼の水平眼振(眼球がゆれること)がみつかりました。周波数測定では、中枢神経、内耳障害が見つかり、脳のノイズを除去する漢方薬を開始しました。

*「ノイズ」表現は分かりにくいかも知れませんが、動物、人間も実は電気で動いています、つまり電気仕掛けなのです。陰と陽はプラスとマイナスの関係を表現しています、例えば血球が血管の中を流れる仕組みも同じで、血管内皮細胞と血球は共にマイナスに荷電しているのでお互いに反発しあって心臓の僅かな収縮で一気に駆け巡ることができるのです。体内システムはとにかく偉大です!

身体の不調は、全て電気障害から発生しています、今回は内耳の電気障害により眼の揺れが発生したので、その部分の通電を良くする漢方薬を処方したわけです。

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●7日目
食欲がなく、歩けなかった状態が3日目から回復し、再来院された7日目には眼振は治まり、背筋が伸び随分と良くなって見えました。飼い主さんからは「よく食べるよ!」と喜こびの声が聞けました。
周波数測定では、内耳障害が未だ存続するので、もう1週間漢方薬の継続をお願いしました。
たぶん次週で投薬は終了になると思います。

●前庭障害
高齢になると突然、眼球が左右に揺れて、歩けなく、食べなくなる症状が発生します。慢性的に徐々に進行する場合は、中耳、内耳感染、脳腫瘍などを考慮しなければなりませんが、今回は突発で眼球の揺れをともなっていたことと、周波数測定で内耳障害が見つかったことで前庭障害と診断しました。
この手のケースは、多くは漢方薬のみで改善します、ステロイドなどで対応しないことを心がけています。

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猫の口腔内潰瘍 [News]

●マオ 8歳 ♀ 三毛
「他院で心臓が悪いので麻酔をかけれないと言われたが、子供を良く産むのでなんとか手術をして欲しい。それから、口が臭いので歯石を一緒に見て欲しい」と希望されました。

身体検査、血液検査、周波数測定を行い状態把握を詳細におこないました。

身体検査では、口唇に潰瘍、中程度の歯石、血液検査は正常。
しかし、周波数測定では心臓の刺激伝導系に異常が見つかりました。

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●口内潰瘍
周波数測定でアレルギーの存在を認め、麻酔薬の選択を測定し慎重に行いました。
通常使用している麻酔導入薬(プロパフォール)がはじかれ、代用薬(ラボナール)で行うことになりました。
気管チューブ挿管時に、舌の上と口蓋の潰瘍を発見しました。
唇のものと同じ内容と思われます。

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●周波数測定
昔はこの部位に好酸球が集中している状況から好酸球性潰瘍と呼び、ステロイドの投薬・局所注射を行っていたものです、現在では、アレルギーが原因と言われます。
周波数測定でもアレルギーがヒットし、食事のトライアルでは残念ながらほとんどの食材が合いませんでした。今後は、アレルギーを起こさない限定食のみを選択し、希望があれば減感作療法を行いたいと思います、しかし・・・猫ちゃんの場合は食事を急に変更することが難しく簡単ではありませんので、減感作療法がお勧めです。

また、ヘルペスウイルスによる慢性副鼻腔炎は、漢方薬の投与を行いました。少し時間が必要ですが、多くが完治します。

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●無事終了
手術は、心臓の波形異常が出現することもなく無事に終わりました。
既に子供が1匹小さく宿っていましたが、これ以上の出産は母体を疲弊させ、飼い主さんの負担にもつながりますので良い結果になったと思います。

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インコの卵詰まり [News]

●あお 2歳6か月 ♂⇒♀!
主訴は「血便」でした。
5日前から食欲、元気がなく、便の切れが悪く、
何かお尻から出たり引っ込んだりしていると聞きました。

お腹を精査すると硬いかたまりが!
更に腹圧をかけてよく見ると白い物が、、、、。
「あれ?卵ですね!」
「え〜、♂だと思っていて、♂と聞いて買ったんです、そして、今まで一度も卵生んだことないんです〜」と。

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●卵の排出
時間がない緊急事態でしたので、雄雌の話は途中にして処置に入りました。
時間が経過していたため卵と粘膜が強固にくつ着き押し出すことが困難でした、卵の殻をそっと破砕して分割しながら取り出しました。

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●処置後
羽が膨らみ、動きがありません。
タマゴを取り出した後は、体力も低下しているため「身体全体のエネルギーを高める」周波数療法を行いました。

余計な心配がよぎります
オスと思い「あお」ちゃんと命名していたそうですが、
実はメスでしたから、今後改名されるのかな〜???

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さらに、翌日にもう一度周波数療法を繰り返しました。
3日目には「良便を排出、食欲元気が通常にもどり安心できる状態になった」と飼い主さんから嬉しいお電話を頂戴し一同安心しました。

性別も正しく分ってめでたし、めでたし。

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