広島県呉市「石崎動物病院」

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急性膵炎 [News]

●ダックスフンド 15歳 チャメ ♂
下垂体機能不全で長期に渡りバイオレゾナンス療法と薬膳で脱毛していた
毛は綺麗に生え揃いました。
今回は突然の嘔吐で来院されました。

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●血液検査
高齢であることから血液スクリーニング検査を行いました。
血液検査の結果は
CRP(急性炎症)、リパーゼ(膵酵素)が測定オーバー、白血球増多が目立った所見でした。

身体検査所見では、急性膵炎で多く見られる上腹部の痛みはありません。

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次にバイオレゾナンス(生体共鳴)による周波数測定を行いました。
以下が残る問題点です。

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×胃
×膵臓
×大腸菌
△大腸



身体検査、血液検査、周波数測定の総合判断より大腸炎、急性細菌性膵炎と診断しました。
治療は、嘔吐を抑制して水分皮下補液し大腸菌を叩く漢方薬を処方しました。

●4日後
水を欲しそうにうろうろし、元気が出てきたそうです。
血液検査所見は、上記の改善を思わせる内容でした。

〇白血球数30,800⇒12,460(正常値5,500〜16,900)
×CRP(急性炎症蛋白)>7.0⇒6.9(正常値<0.7)
△Lip(膵臓酵素)>1,000⇒432(正常値10〜160)

周波数測定結果
〇胃
〇大腸
△膵臓
△大腸菌

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消化の良い食事を少量頻回で開始し、
次回の来院は10日後としまし。
上記の異常値(血液検査、周波数)を再度測定して
正常に復していれば治療終了です。

●周波数測定の効能
生体共鳴により周波数測定をルーティンで行いますが、特に有益なのは病原体の特定です。次にその病原体がどの臓器に関わっているか、また、その病原体にどの薬剤(私は抗生剤をまず使用せず)を迷うことなく選択できることです。

抗生剤を使用しない理由は、善玉、悪玉、日和見菌と生息する体に必要必須な細菌達を根こそぎ死滅させ、その抗生剤に対する耐性菌の出現を招き、その耐性菌に対してさらに新たな抗生剤を使用せざるを得ない状況におちいり、最後には切り札のバンコマイシンも効かない悲惨な医療現場があるからです。

●10日後
「嘔吐なく良く食べ欲しがる、以前より元気が出たよう」
と嬉しい報告を受けました。

血液検査
CRP(急性炎症)>7.0⇒1.8(正常位置<0.7)
Lip(膵臓酵素)>1,000⇒167(正常値10〜160)
もう少し養生が必要です。

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猫の乳がん [News]

●ミー 15歳 三毛 ♀
「2019年8月に右後肢の付け根にイボ?」で来院されました。

身体検査結果は以下でした。
*削痩(やせている)+1
*宿便+1
*右大5乳腺部分に腫瘍

猫の乳腺腫瘍(90%)はほとんど悪性と言われます。以前であれば左右の乳腺の全摘出を行っていました。痛みと組織侵襲による大量の活性酸素発生により免疫群が疲弊し、かえって悪化の道をたどってしまうことを学びました。飼い主さんとじっくり相談のうえ内科療法で対応することを決めました。

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●乳腺腫瘍
1p×1.5pの腫瘤塊を認めました。

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●周波数測定
以下の重度障害がありました。

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*アレルギー
*核
*ミトコンドリア
*ゴルジ体
*リボソーム
*リソゾーム
*エネルギー
*経絡
*電磁波
*酸化
*酵素
*乳癌
*病原体(ヘルペスV)
*小腸、大腸
*炭水化物代謝
*細胞外マトリックス
*消化器(胃、小腸、大腸)



●9ヵ月後の経過
食欲、元気あり。
乳腺腫瘍の変化はありません、以前と比較して固く孤立してきた感があります。
進行はしていません。

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*ミトコンドリア
*細胞外マトリックス
*炭水化物代謝
*核
*乳癌
*酸化
*ヘルペスV



現在の障害は上記問題が残っていますがもう一息ですね!
アレルギーは根本療法である減感作を行っていませんが、
食事変更で消化器の問題は解決しています。


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犬の直腸がん [News]

●ミクス ダックス ♂ 15歳
「半年前から排便時に出血がみられるようになった。
最近は肛門横に赤いカタマリが見られる!」主訴で来院されました。

身体検査での異常は以下でした。
@重度削痩(やせている)
A低栄養
A心雑音
B片側陰睾(一つは腹腔内、既に腫瘍化)
C歯石付着、中程度

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バイオレゾナンス(生体共鳴)測定による障害部位は以下でした。
*核、細胞膜
*小胞体、ミトコンドリア、ゴルジ体、リボソーム、リソゾーム
*インスリン抵抗性
*細胞外マトリックス
*酸化
*病原体感染
*左心不全(僧帽弁)
*消化管(胃、小腸、大腸)
*直腸癌
*アレルギー

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飼い主さん撮影

●治療
飼主さんは積極的な外科手術を望んでいませんでした。
また、私も同意見でした。

癌の3大療法には@外科A放射線B抗癌剤がありますが、
現在の考えは、腫瘍が組織を圧迫して機能障害を起こしている場合のみ外科手術をお勧めしています。
いずれの三大治療も著しい活性酸素が発生してしまいます、その影響で免疫細胞の機能低下が生じ慢性炎症が進行します。
元々は免疫低下により生じた病気です、さらに免疫を低下させる行為は厳に慎むべきです。また、癌には必ず病原体の関りがあります、その病原体を見つけ対処することが一番大切なことだと思います。

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●方針と経過
身体に優しい、いわゆる活性酸素を発生させず、病原体を叩き免疫を増強させて細胞内側と細胞外側を修復させることを治療方針としました。

上記の周波数測定に基づいた薬膳処方と酸化改善処置を並行して行いました。
1ヶ月半後の現在は、肛門側から飛び出していた腫瘍は見えなくなり、時おり排便時に飛び出してみえる腫瘍は以前の1/4ほどに縮小し出血もなくなったそうです。

もう一つの朗報は、直腸だけでなく腹腔内の腫瘍化した陰睾(従来の股間に垂れ下がる位置ではなくお腹に残った睾丸)も小さくなってきています。

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身体に負担をかけない治療でのんびりとコツコツと障害部位を修復し、併せて食事、水、住環境を改善し完治を目指して元気に楽しく長生きしましょう!

*中和、解毒処置
現在は、ご存じの通り人間の我儘により地球が汚れ安心安全な食べ物はほぼなくなりました。現時点では、危険な食物、水を中和処理して体に溜まる毒物を解毒、排泄して生き残るしかない状況です。自然との調和、共生を無視した大脳皮質が発達してしまった人間が報酬系の求める自分勝手な世になるればなるほど動物達と我々自らの首を絞めることになり生存が難しくなりますネ(涙)。

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