広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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2010年08月21日(土)

歩いた、歩いた! [News]

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●ペキニーズ 16歳♂ ボンボン
4年前に突然立てなくなり、原因不明と診断され自宅療法が始まったそうです。今年の春から2〜3歩ける様に回復したが、それ以上は困難であり、この度当方を訪ねてこれらました。

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●針治療
6月30日から針治療を開始し、週2回の処置を始めました。自宅でのリハビリと治療を繰り返す中、7回目から立ち上がれるようになりました。スイカが大好物で、針治療の間、集中を高めるために眼の前にスイカをぶら下げます。そうそう、こんなことがありました。自宅でスイカを爪楊枝で与えていた時に、誤って爪楊枝ごと呑み込んでしまったのです。内視鏡による処置も検討しましたが、飼い主さんがサトイモを数個食べさせたら、な、な、何と!驚く事に、爪楊枝がサトイモを3個貫いて団子三兄弟の様な安全な形で出てきたのでした!(笑)この方法は、たぶん治療には使えないと思います。(笑)

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●歩いた、歩いた!
7回目から回復が早く、9回目にして歩けるようになりました。4年前の原因は、たぶんヘルニアによる麻痺かと思われます。早期であれば手術も検討の一つだったと思いますが、時間経過とともに筋肉が萎えてしまっています。現在、ふらつき、足の返りは、まだまだ不十分ですが、反応から考察すると今後十分に期待できます。頑張れ〜!

●針治療について
針を各種「つぼ」に向けて刺すのですが、そのことにより気、血、水の通りが良くなります。また、通電することにより萎縮していた筋肉が刺激され、筋力が回復してきます。西洋医学では、説明しにくい、あるいは、できない部分もありますが、効果が出ていることは事実です。当院では、西洋医学だけにこだわるのではなく、東洋医学なども取り入れた、統合医療を提供しています。


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13時08分


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