広島県呉市「石崎動物病院」

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皮膚科

猫の皮膚糸状菌症 [News]

●皮膚糸状菌症(皮膚真菌症)
皮膚糸状菌症は、カビが原因で発症します、人間の水虫と思っていただければ良いです。症状は、脱毛と痂皮です。
この皮膚糸状菌症は、カビの直接的な接触により感染し、また、抵抗力が弱い若齢猫や精神的・身体的なストレスの多い環境下で感染しやすくなります。つまり、皮膚のバリア機能を正常に保ち、ストレスの無い環境を作り出すことが大切になります。

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●治療
基本治療法は、感染している患部周辺の毛刈りを行って抗真菌剤を塗布します。時に抗真菌シャンプーで全身を洗ったり、あるいは、抗真菌剤の内服薬を服用したりしますが、副作用の観点からできる限り全身投与法は避けるようにします。

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犬の全身マラセジア感染症 [News]

●ポメラニアン ♀ 13歳 バンビ
「全身を痒がる!」主訴で来院されました。

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●初日
皮膚から材料を採取し、顕微鏡で観察すると沢山の酵母菌が発見されました。この酵母菌はマラセジアと呼ばれ、正常な皮膚にも存在しています。しかし、皮膚の状況の悪化(炎症)により過剰に増殖してしまうと、今回の様な症状を招きます。

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●7日後
毛刈りを行い、シャンプー療法を行いました。
シャンプーのみでコントロールできなければ、投薬も行いますが、出来るだけ薬を使わない方針の私は、まずは優しい治療から行うことを心がけています。

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●3週間後
このマラセジア性皮膚炎の下地には、アレルギーが関与していることがほとんどで、2次性マラセジア性皮膚炎とも呼ばれます。根本治療には、アレルギーの診断が不可欠で、アトピーと食物アレルギーの鑑別が必要になります。

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痒みはほぼ治まり、毛も生えそろってきました。この様に一旦綺麗になってしまうと再発しない限り、原因追究を希望されないのが飼い主さんの一般的な心理のようです。よって、次回発生時には、検査をお勧めしたいと思います。


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鳥の疥癬症 [News]

●疥癬症
犬、猫と同じく鳥にも疥癬の感染があります。同じ様に特徴的なのは、私はメロンパンと表現しますが、皮膚が「ゴワゴワ」としてくること、非常に痒みが強いことが特徴です。鳥の場合には、嘴、眼球周囲、足に上記の症状が起こります。

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●治療
週に1回、駆虫薬を処方すると4回ほどで改善されます。
残念ながら著しく変形した嘴は、駆除後に元に戻らなくなることがあります、早期に治療することが大切です。

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●7日後
少し綺麗になりました。

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